江戸中


昭和の雰囲気残るおでんと焼き鳥のお店

ジャンル:居酒屋

Feb 12, 2021
写真
↑おでんと熱燗。

コメント:

江戸中(えどちゅう)は秋田市大町にあるおでんと焼き鳥のお店。

お店は秋田駅から西に距離1.6km、徒歩で21分ほどの大町繁華街にある。

スナックが沢山入ったビルの前にひっそりと佇んでいます。

店内入ってみると、7人ほど座れるL字カウンター席のみの小さなお店。

暗い店内は蛍光灯の灯りだけで渋い雰囲気を醸し出している。昭和初期のBGMが流れているのもまた良い。

カウンターの中では店主が一人でおでんをお皿によそったり、焼き鳥を焼いたりしている。

おでん鍋の中にはパッと見、厚揚げ、さつま揚げ、牛筋などが見えたが、まだ煮込み始めたばかりのものもあるようだ。

メニューはない。※後で聞いたら、壁上に小さい木札が並べられていた。

お酒はビール、日本酒、焼酎があるらしいので、日本酒の熱燗をお願いする。※徳利には高清水の一升瓶から注いでいた。

おでんをオススメでお願いして、あと目の前で焼かれているとりにくを2本注文した。焼き鳥は少々時間かかるとのこと。

※後で聞いたら、焼き鳥はとりにく(=ネギま)と砂肝の2種類で、あとはタレか塩を選択できるらしい。以前は4種類あったのだが、コロちゃんの影響で管理しやすいように現在は2種類に減らしているとのこと。

ちなみに焼き鳥は炭でじっくり丁寧に焼かれています。

おでんははんぺん、大根、ちくわ、さつま揚げがお皿に盛られて出てきた。ツユだく仕様です。

食べてみると、薄味で優しい味。うぉぉ~旨いってワケではないのだが、このお店ならではの味わいがある。

薄暗い店内でおでんをつまみながら高清水の熱燗をクイっとやる。なんだかまるで昭和の時代にタイムスリップしたかのようだ。

お酒がなくなったので同じ熱燗をお願いして、おでんで秋田ならではの野菜とかあるか尋ねると、山菜で「におさく」というものがあるとのこと。

じゃあそれお願いしますっと、二皿目も店主にお願いしました。

出てきたのはにおさく、煮卵、豆腐の3種。におさくは食べてみるとシャキシャキ食感で今までに食べたことない山菜。

豆腐は上に刻んだ青ネギといわし粉、青海苔が乗っている。少し手間をかけている分美味しいね。

煮卵はひび割れた跡が入っていて少し変わった見た目だった。

焼き鳥は最初に時間がかかると言われた通り、最後になってようやく登場。アルコールを飛ばした日本酒に浸かっていて今まで見たことない提供スタイルです。

食べてみると、焼かれた外側は食感しっかり、塩もしっかり効いている。でも液体に浸かっているのでジューシー。これは美味しい。

お会計して3300円也。お値段まったく知らずに飲み食いしていたけど、特に高くはなかったです。逆にお値段に対する満足度は高いぐらい。

こちらのお店はおでんがメインだと思っていたが、焼き鳥も美味しいね。店主がじっくり大切に焼いているのが伝わってきますよ。

次回訪問時は焼き鳥タレを食べてみたいな。おでんもまだ食べてないものがあれば食べてみたいと思う。


写真
↑お店の外観。

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↑おでんと熱燗。

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↑おでん(はんぺん、大根、ちくわ、さつま揚げ)。

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↑熱燗2本目。※熱燗の中身は高清水。

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↑おでん(たまご、におさく、豆腐)。

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↑とりにく2本。


基本情報:

施設名 江戸中
住所 秋田県秋田市大町5-3-15
駐車場 無し
備考


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