黄金崎不老ふ死温泉

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黄金崎不老不死温泉は青森県の深浦町にある温泉施設。

波打ち際にある露天風呂が人気。道の駅ふかうらでイカを食べた後に訪問した。

男女別の露天の脱衣所は目隠しなどはなく、皆潔くポンポンと服を脱いで湯船にザブンッと入る。湯船は濃い茶褐色の湯で、舐めると塩っぱい。体感温度は41℃くらいで加水かけ流しだ。

前回訪問時は台風のように風が荒れ狂って小雨も降っていたので落ち着いて入浴できなかった。今回は逆に天気が良すぎて太陽の日差しが目に眩しい。真夏に訪れる際は日差しがまだそんなに強くない早朝の方が良さそうだ。

静かに目を閉じて入浴していると横にいた子供がトカゲかなにかを見つけたらしくハエたたきでバンバンと岩場を叩き始めた（※何故ハエたたきをこの場に持っていたのかはわからないが・・）。

子供のお父さんがやめなさいと叱ってもバンバンと叩き続けている。自分は特に気にするでもなくその間も目を閉じて湯を味わっていた。

ふと、カサコソカサコソという何かがこちらに向かってくる気配を感じて目を開けた。音のする方を見てみるとゴキブリみたいなモノがこちらに猛然と向かってきている。

「うぉっ！」と声にならない心の声を上げて、慌ててお湯をバシャバシャとかけて追い払う。

一瞬慌てた姿を晒してしまったことに少し恥ずかしさを覚えながらもまた湯船に身を沈めた。でも怖くて目はもう閉じられなかった・・。

少年よ、お父さんの言うことを聞かないでそういことをすると人に迷惑をかけてしまうということがこれでわかったかな？

・・・いーや、あのまだ叩きたりなさそうな顔は絶対わかっていないな(^_^;)。

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