博物館網走監獄
北海道開拓の礎となった囚人労働の事を学べる博物館
Apr 30, 2021
↑正門。土砂降りの雨なのに守衛さんが立ってる~!。
コメント:
博物館網走監獄は北海道網走市呼人にある博物館。網走刑務所の旧建造物を移築保存公開している。
入口で入園料1100円を支払い、しおりを貰って中へ。ここ最近、晴れの日が続いていたけど、今日は生憎とどしゃ降りの雨です。
まっすぐ延びる道を歩いていると、正門前に守衛さんが仁王立ちしている!。うわっこんな雨の中傘も差さずにスゲーな・・っと思ったら人形でした~(爆)。
正門の先には白塗りの庁舎があって、まずは自動音声で網走刑務所の成り立ちをお勉強~。
簡単にまとめると以下
①明治時代初め、ロシア帝国の南下政策に備えるため、北海道開拓を急ぐ必要があった。
②国内では混乱が続き、多くの犯罪者が収監されていた。
③囚人を北海道に送って労働力として使うことにした。
④1890年に開設された網走監獄では1200人の囚人が、網走から旭川まで繋がる中央道路の開削にあたり、163kmをわずか8ヶ月で完成させた。
※ちなみにこの8ヶ月間で211人もの囚人が失くなるほど過酷なものだったそうです。・・使い捨て感がハンパない(T_T)。
成り立ちをお勉強した後は、敷地内を好きに巡るんだけど、敷地内が広くて建物が沢山!。当時の作業を模した囚人の人形も沢山!。とても見応えありました。
個人的に一番見応えあったのは二見ケ岡刑務支所。自給自足を目指して造られた農場らしくて、食堂、炊場などの当時の作業がよくわかった。
敷地内を見て廻った後は網走監獄前にある監獄食堂で囚人飯を食べてから帰りました。
↑人形でした。ホッ。
↑正門の先には洋館が見えますね。
↑重要文化財の庁舎。
↑お土産売り場に立っている人も人形です。コロナ対策でマスクしているのが偉いですね(笑)。
↑漫画のゴールデンカムイ関連商品が沢山ありました。
↑アザラシカレー1080円。
↑ボタンを押すと映像が現れて網走監獄の生い立ちをナレーションしてくれます。※映像は動きません。
↑これは監獄歴史館にあった絵なんだけど、網走から旭川まで繋がる中央道路の開削は①丸太を敷く、②土をかぶせるという方法で作っていったようです。
↑重要文化財の二見ケ岡刑務支所。
↑入浴シーン。
↑食事シーン。
↑舎房。暖房器具は通路に2箇所設置されるのみだったそう。・・凍え死んじゃうって。
↑重要文化財の舎房及び中央見張所。1912年~1984年まで網走刑務所の監獄として72年間にわたり使われていたそうで、木造の行刑建築としては世界最古のものとのこと。
↑入口にある見張り所。
↑こんなカンジで5棟全ての舎房を見渡せます。
↑舎房。
↑天井はこんなカンジ。
↑各舎房にはチェック表がかけられていました。
↑重要文化財の教誨堂(きょうかいどう)。囚人たちに精神的・論理的・宗教的な指導を行う場所。
↑中はこんなカンジ。
網走監獄食堂
網走監獄食堂は網走監獄の前にある食堂。
現在の網走刑務所で収容者が食べている食事のメニューを再現し「体験監獄食」として提供しているのだとか。
網走監獄を見て回った後は、こちらでお昼を食べて行くことに。
お店は網走監獄の外にあるので、入園料を払わなくても利用出来ます。
店前の看板を見てみると、さんま定食とほっけ定食が写真付きで大きく載っていたのでイチオシなのかな?。
入口の券売機で監獄食B(ほっけ)900円を購入。注文は自動で通るので、番号を呼ばれたら取りに行くシステム。
監獄食B(ほっけ)の内容はほっけ、麦飯、味噌汁、長芋、ふきのとうの煮物。小袋タイプの醤油も2つ付いている。
ほっけを食べてみると外側パリッと中ふっくらしていて普通に美味しい。
麦飯は麦3:白米7の割り合いだそうだけど、普通に美味しく食べれる。
味噌汁はワカメが入った普通の味。※実際の監獄食ではこれだけは味噌汁ではなく番茶が出るのだそう。
ふきのとうの煮物は量たっぷり。甘辛い味付けなのでこれで麦飯食べようと思えば食べれる。
更には長芋まで付いているんだから、豪華とまでは言わないけど、普通にしっかりした食事(笑)。
監獄食ってもっと質素なのかと思っていたけど、なんだか意外です。
12/31にはおせち料理やお菓子なども出るそうですよ。
↑お店の外観。
↑店内はこんなカンジ。
↑監獄食B(ほっけ)900円。
↑ほっけ。
↑麦飯。
↑味噌汁。※実際の監獄食では味噌汁ではなく番茶が出るのだそう。
↑長芋。
↑ふきのとうの煮物。
基本情報:
施設名 |
博物館網走監獄
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住所 |
北海道網走市字呼人1-1
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駐車場 |
有り
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備考 |
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