ラ・イモンチ

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ラ・イモンチは神奈川県相模原市中央区にある焼芋のお店。

お店には休日の15時半ごろに訪問した。お店の方に焼き芋を購入したい旨を伝えると、今日は予約が一杯でもう残っていないとのこと。

なんと！。マジですか。

ショックのあまりボーゼンとしていると（※ホントはわらび餅だけでも買っていこうか考えていただけだったのだが）、 横でイモを焼いていたおじいちゃんが1個だけならあると言って差し出してくれた。

差し出されたのはお店1番人気の紅みつ姫。おぉ～これは願ってもいない幸運。もちろんありがたく買わせて頂く。 ※2番人気は宮崎ハニー、3番人気は安納芋。

紅みつ姫（中）350円。ついでにわらび餅300円も購入。代金を支払って品物を受け取った時、男性客が一人入店してきて、

男性：焼き芋ありますか？

店員：すみません、今日は予約が一杯でもう残っていないんですよ～。

男性：チラリ。※自分の焼き芋が入った袋を確認。

自分：（心の声）すまん、最後の1つ取っちゃって・・・ウシッ！（心の中でガッツポーズ）。

ホント間一髪の差だったな。信号1回でも捕まっていたら買えないトコロだった。

紅みつ姫は購入した時はまだ暖かかったのだが、食べる時にはすでに冷たくなっていたが、レンチンせずにそのまま食べることにした。

中の蜜が皮の外側にまで少し溢れ出していて、とても甘そうだというのが見てわかる。

焼かれたイモは香ばしい匂いがしている。一口食べてみると

なにコレ！？トロトロなんですけど～～！！。

イモはしっとりとしてトロトロに柔らかく、イモ本来の自然な甘さがあり美味しい。

イモを食べて、ウィスキーを飲む。

お！？、なかなかウィスキーによく合うね。

トロトロ具合で言えば、浅草にある千葉家の大学イモよりもトロトロ。まああちらは外側がカリッとした食感があるが、 こちらはトロトロonlyなので食感は大分違うのだが。

皮の辺りもススルようにして残さず食べる。とても甘くて柔らかい。これは歯があまり丈夫でないお年寄りでも美味しく食べることができると思う。

わらびもちは同梱のつまようじで刺して口の中に入れると、しっとりとモチモチした弾力があり、ほんのりと黒糖ときな粉の程よい甘さがあんだけど、飲み込むと同時にスッと消える。

わらびもちってあんまり好んで食べないけどコレなかなか旨いね。コチラのお店はわらびもちもおススメです。

見た目はただのお芋屋さんかと思いきや実はレベルの高いモノを提供するお店であった。

餅は餅屋。その道の専門家に任せるのが良いという意味だが、イモをここまで美味しい状態にできるとはコトワザの意味を体感できるね。

そもそも焼き芋専門店なんて初めて見たけど、単純に焼いているだけじゃない。 どうすればイモが美味しくなるかを熟知しており、そして愛情を込めて焼いているのだ。・・多分。

重要：休日はこのように予約で買えないこともあるので皆さんもお店を訪問する際は、電話予約で確実に押さえときましょう。

P.S.最近、相模原エリアに少し恐怖を感じている。今までは神奈川のサウスダコタ（=辺境の地）だと思っていたが、数軒訪問しただけでも、 なかなかどうしてハイレベルなお店が揃っているじゃないの。相模原って実はグルメな街なの？。今後も目が離せないエリアである。要調査継続。

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