野尻湖

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野尻湖は長野県上水内郡にある湖。

戸隠村から次の目的地つばめ温泉に向かって国道18号を北上していると、野尻湖の近くで突如、長いキバの生えた大きな像が目に飛び込んできた。

「なんだありゃ？」

と思って車から降りて間近で見てみるとどうやらナウマンゾウの像らしい。像は母ゾウと子ゾウの2体。

なんでもここ野尻湖はナウマンゾウの化石が多く出土するらしく、すぐ近くにはナウマンゾウ博物館もあり、化石から復元された実物大のナウマンゾウが置かれているのだそう。

※ナウマンゾウは約40万年前の氷河時代から生息しており約2万年前に衰滅した。湖底からはナウマンゾウの化石以外にナイフ形石器なども見つかっており、これは旧石器人類も共存していたことを意味する。

ナウマンゾウを見た後は、すぐ近くの野尻湖も見に行った。野尻湖は標高657mの場所にあり夏は避暑地としても有名だ。

野尻湖内の左上には琵琶島（びわじま）があり遊覧船やボートで訪れることも可能。島内の宇賀神社に船に乗って参拝に行くのも楽しそうだ。

また冬季には「ドーム船」と呼ばれるストーブを備えた船でワカサギ釣りができるらしい。

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