わちがい

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わちがいは長野県北西部の大町市にあるお店。わちがいざざといううどんが食べられる。

信濃大町駅前の本通りを距離600m徒歩で約6分ほど歩いた場所にある。

自分はお店を通りすぎた先の商店街の無料駐車場に車を停めてお店に向かうことにします（距離130m徒歩で約1分）。

車から外に出ると寒い。4月末のGWとは思えない寒さ。流石、長野北西に位置するこの辺りは気温も随分違うんだね。

本通り沿いは昔ながらの昭和なカンジのお店が多く、シャッターを下ろしているお店も多かったけど、そんな中、こちらのお店は料亭のような入り口で雰囲気がある。

お店の入り口で靴を脱いで中に上がり、年期の入った建物内を進みます。立派な木の机が置かれた部屋に案内して頂きました。ストーブも置かれていて凍えた体が暖まります。

※この時期にストーブで暖まるのも変な話ですが(^_^;)。

お店は年期の入った木の温もりに、遠く入り口の方からは緩やかなヒーリングミュージックみたいなのが流れてきて、のんびりした癒し空間。

後で聞いたのだけれど、なんでもこちらの建物は120年以上前に建てられたそう。

メニューを見て、わちがい ざざに前菜3品が付いたわちがい ざざ膳1280円を注文。冷たいのと温かいのが選べるので冷たいのでお願いした。

まずは前菜3品が運ばれてくる。お盆には小鉢が3つ並んでいて、右側が凍み大根（しみだいこん）と車麩の煮物。真ん中がおぼろ豆腐の味噌豆乳がけ、左側が雪下人参の柿のソースがけという内容。

まず凍み大根と車麩の煮物は凍み大根は切り干し大根に食感が似ていて味が染みしみ。車麩も味染みしみ。

凍み大根って関東ではあんまり馴染みがないけど、長野県戸隠村のそばの実でも出てきたので、長野県北部ではわりと馴染みのある食べ物なのかな？。

次、おぼろ豆腐の味噌豆乳がけは味噌豆乳は薄味で上品な感じ。

最後、雪下人参の柿のソースがけは薄くスライスされた人参以外に、りんごスライス、ゴボウ？をスライスしたようなもの、カリフラワーが入っているサラダだった。

しばらくして、わちがいざざが運ばれてくる。お盆にはわちがいざざが入った大きな竹筒と薬味（ネギ、オロシ大根、柚子胡椒）の小鉢が乗っている。

食べてみるととてもツルツルシコシコとした食感。そうめんを太くしてシコシコ感を強くしたカンジでとても美味い。

竹筒の下には氷が沢山敷き詰められていて、麺がしっかり冷えているのも良いね。

こちらの麺美味いな～。秋田県の大町佐藤養助で稲庭うどんを食べた時も美味しい麺だなっと思ったけど、こちらの麺も特徴があって美味しい。

最初はそのまま食べて、途中から薬味の柚子胡椒、大根オロシ、ネギの順番に合わせて食べました。柚子胡椒が一番合っていたかな。

メニューにはお酒の利き酒セットとかも書かれていて、大町の地酒を楽しむこともできるみたい。

お会計して1382円也。

料理の内容に対してこのお値段は大満足。ご馳走さまでした。

入り口のレジ前には凍り餅（こおりもち）というモノが置かれていて、凍み大根（しみだいこん）と漢字同じなのに読み方違うんだ～って少し興味沸いた。

お店の方にどんな味なのか聞いてみると、焼くとサクサクとした食感で、煮るとお餅のようにトロッとした食感になるらしい。

へぇ～面白い。っということで凍り餅648円を買っていくことに。家で焼きと煮るの両方試してみようと思います。

地酒もいくつか置かれていて、中でも蓋の色だけ違う3種のお酒が置かれていて、違いを聞いてみると、大町には蔵元が3つあってそれぞれの蔵元の地酒なんだそう。

一番近い300ml770円を購入。計1418円。

お店の外に出たらなんと・・雪が降ってました（驚）。

まさか4月末に雪が降るとは・・。そりゃ～寒いわけだ(^_^;)。

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