大台ヶ原


奈良、三重県にまたがる多湿地帯にある山

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Apr 30, 2018
写真
↑大蛇嵓。

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大台ヶ原(おおだいがはら)は奈良県の南東、三重県との県境にある標高1600mのエリア。

年間降水量3500mmという世界有数の降水量を誇り、この湿潤な環境が日本を代表する原生林を形成している。

予定が遅れて大台ヶ原に到着したのが16時過ぎと遅かったので、山道の道中、対向車が多くて大変だった。

向こうもこんな時間に上がってくるバカなんていないと思っているのか、白線オーバーしながら猛スピードで突っ込んでくる大バカが多かった。

その度にブレーキ踏んで急停止してやり過ごしたけど、何で白線内を普通に走っているコチラがブレーキ踏んでやり過ごさにゃならんのよ。

白線ギリギリはわかるけど、オーバーは止めようよ。ドキッとして寿命が縮んじゃうからさ。

大台ヶ原を歩くのは今回で2回目。前回は途中から雨が降ってきて、小走りでゼーゼー言いながら急いで回った記憶がある。

で、大蛇嵓(だいじゃぐら)にも来たんだけど、雨で足元が濡れていて危険だったので岩の先の方にはいけなかったんだよね。

で、今回近くまで来たので、大蛇嵓だけでも見ていこうっと思って寄ることにした。でも到着したのが16時と遅くなっちゃったのでホントに大蛇嵓だけ見て帰るつもり。

大台ヶ原は大蛇嵓に行くルートと西大台に行くルートがあって、それぞれ1本道ではなく、時計回りでも、半時計回りでも回れるようになっている。

目的は大蛇嵓なので、ソチラを目指して半時計回りで廻ることにします。

歩いても歩いてもなかなかたどり着かない。2.8kmって書いていたけど、平地と違って山道だと結構遠いね。

早歩きで歩いて歩くこと約44分。ようやく大蛇嵓方面を示す木札が現れた。そこからは少し歩けば大岩に到着する。

大岩に登ると周囲を山々に囲まれた絶景が広がる。大岩は大蛇のように前方へと延びている。でも大蛇嵓はこの大岩の事ではない。

立ったまま前方に行こうとするとかなり怖い。一応、大岩の周囲は鎖が貼られているんだけど、鉄の杭の間を高さ50cm間隔で2本張っているだけ。

落ちた時に勢い余って鎖の上から落ちたりとか、鎖の間からスルっと落ちたりしてしまう可能性があることを考えるとムチャはできない。

手と足の4点全てを使って崖の前方まで行きます。崖の最前部の鉄杭に足底を当てて落ちないようにしながら下を覗き込むと、下前方に三角錐みたいにビヨンっと突き出た大岩が見える。

これが大蛇嵓。周囲は深い峡谷に囲まれていて、この奇岩と相まって印象に残る風景となっている。

しばらく絶景を堪能した後、帰りも犬みたいに4足歩行で戻ったけどこんな恥ずかしい姿、誰にも見られなくてよかった(爆)。

コチラでは、この絶景を見ながらモー太郎弁当というのも食べました。

大蛇嵓から駐車場までの帰りのルートは、同じように半時計回りで廻ることにします。

大蛇嵓からしばらくは平原みたいなルートを歩いていくんだけど、途中、鹿さんに4頭も会えた。

駐車場への帰りを急いでいると、何やら気配を感じたので、見てみると一人でキャンプをしているお兄さんがいる。

こんな場所で一人でキャンプして夜怖くないのかな?。寒くないのかな?っと思った。・・まあ好きでやっているんだろうから大きなお世話なんでしょうけど。

おわり。


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↑道中の風景。空から神降臨の予感。

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↑マップ。16:28分行動開始。

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↑大蛇嵓までは下がったり上がったり勾配がキツい。

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↑吊り橋。

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↑鹿さん発見!。

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↑2匹目の鹿さん。

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↑やっと大蛇嵓に到着。

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↑大岩。

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↑上に登ってみます。

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↑岩は先の方まで続いている。

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↑立つとかなり怖い。

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↑長岩の先端。前方の三角形の岩が大蛇嵓。

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↑左側はこんな風景。

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↑鉄柱で体を支えます。怖え~~。

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↑先端からの風景はこんなカンジ。

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↑大蛇嵓から駐車場までの帰り道(反時計回り)。

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↑神武天皇の像。

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↑18:55分駐車場到着。


基本情報:

施設名 大台ヶ原
住所 奈良県吉野郡上北山村 大台ヶ原
駐車場 有り
備考


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