相倉合掌造り集落
五箇山最大の合掌造り集落
ジャンル:景観
May 4, 2016
↑相倉合掌造り集落(あいのくらがっしょうづくりしゅうらく)。
コメント:
相倉合掌造り集落は富山県南砺市にある集落。
合掌造りとは茅葺き(かやぶき)の屋根を持つ建物の事を指す。
五箇山や白川地区のこの辺りは冬の積雪量が多く、雪が積もって屋根がつぶれないように、すぐ雪を落とせる茅葺き屋根となっているのだ。※屋根の角度は急で60度。
五箇山の合掌造り集落は相倉地区と菅沼地区の2つがあって、世界文化遺産として登録されている。
今回は時間がなかったので相倉地区の方だけを訪問した。※菅沼地区は道路上から少し見えたので、写真だけ撮影。
相倉地区には23棟の家屋があり、その多くは100~200年前に建てられたものが多く、古いものは400年前のものも。実際に現在も生活が営まれている。
駐車場は合掌造り集落の前にもあるのだが、コチラは満杯ということで、300m離れた駐車場に停めて、雑木林の中を歩いて向かう。
雑木林を抜けると、一気に視界が開けて、何棟かの合掌造りの建物が目に飛び込んできた。
合掌造りの建物はどの家屋も立派な茅葺きの屋根を上にかぶっていて、なんだか少し可愛らしい。
少し歩いたところに、合掌造りの内部や養蚕、民具、写真などを見ることができる「勇介」という建物があったので、寄ってみることにした。
1階はリビングやトイレとかが普通にあり、2階は昔の資料などがおいてある。さらに屋根の(下の)部分にも上がることができる。
合掌造りって今まで外からしか見たことがなかったけど、中から見てみると思っていたより生活感があるカンジであった。
後で調べたところによると、この勇介は夜は1組限定の民宿もやっているそうだ。
相倉地区の合掌造り集落は、有名な白川郷と比べると全体的にコジンマリとしていたが、その分、人も少なかったので、のんびりと見て廻ることができた。
↑合掌造り集落(相倉地区)の入り口。
↑日本昔話に出てきそうな家だな。
↑内部を見ることができる「勇助」(※有料)。
↑上の蜂の巣がいい味を出している。
↑玄関は意外とハイカラなカンジ。
↑1階の畳の間。
↑2階の蚕(カイコ)の作業場。蚕は模型。
↑屋根の部分にも上ることが出来る。
↑2階から見た外の風景。
↑地主神社。
↑「全景撮影スポット」から見た風景。集落の入り口から少し高台に登ったところにある。
菅沼合掌造り集落
↑菅沼合掌造り集落(すがぬまがっしょうづくりしゅうらく)。
↑菅沼合掌造り集落②
基本情報:
施設名 |
相倉合掌造り集落
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住所 |
富山県南砺市相倉
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駐車場 |
一回500円
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備考 |
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