野毛おでん

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野毛おでんは横浜市中区吉田町にあるおでん屋さん。創業は1903年（明治36年）。

お店に到着すると、席は結構埋まっていたがなんとかカウンターに座ることができた。

まずラガーの大びんを頼み、次におでんを頼もうとメニューを見てみるが、いくら探しても見つからない。

卓上にはおでんタネの一覧が書かれた用紙があり、どうやら注文したいタネの数量を記入して店員さんに渡すシステムらしい。つまり値段は時価ということ。

まずは大根、ちくわ、昆布の3つを注文。

大根はつゆが染みて黒くなっている。「ほほぅ～、評判通りのドス黒さですな」なんて思いながら食べてみると

あっ！　旨い・・。

大根の身はトロトロの柔らかさでおでんのツユがよく染み渡っている。今日はビールしか飲まないつもりだったけど、あまりの美味しさに堪らず日本酒を注文。

柔らかい大根を一口食べて日本酒をグビっ・・、柔らかい大根を一口食べて日本酒をグビっ・・。

あたたかい大根が五臓六腑に染み渡り、冷えた体にぬくもりを与えてくれる。

2回目の注文はじゃがいも、卵、豆腐。

じゃがいもは卓上に置かれたカラシをつけて食べるとツーンとした辛さがホクホクのじゃがいもによく合う。

3回目の注文はタコ、にし貝、つみれを注文。

タコは大きな身を噛みしめるとブリブリの歯ごたえのある食感で旨い。

美味しいおでんだった。また再訪したい。

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