あらきそば
藁葺き屋根の古民家で食すゴワゴワとした無骨なそば
Aug 18, 2017
↑うす毛利。
コメント:
あらきそばは山形県村山市にあるおそばやさんで、創業は大正9年(1920年)と100年近くもの歴史があるお店。
11時開店と同時に訪問すると、店内には3組ほどのお客さんがいて既にそばを食べている。
江戸時代末期に建てられたという藁葺き屋根の古民家の中は年月を経た木の温かみがあり、味のある落ち着いた空間となっている。また大きな部屋2つ分が通しとなっているので解放感もある。
うす毛利にしんの味噌煮付1320円を注文。※うす毛利単品は920円。
うす毛利とは長い木の箱に盛られて提供される板そばのことで、山形県内陸部で広く食べられているもの。
すぐににしんと漬け物(胡瓜とキャベツ)、ツユがやって来る。
うす毛利は幅20cm、長さ50cmの長方形の大きな木の箱に入っていてインパクトのある見た目。
そばは太くてそう長くはないモノが木の箱にまばらに置かれている。写真とかで見ると(まばらに置かれている為)量が少なそうに見えるが、実際には木の箱がでかいので量は普通にある。
食べてみると太く強いコシがあり食べ応えがある。このそばを一言で言い表すならゴワゴワとした無骨なそばという表現がピッタシ。まばらに置かれている為、木の板が水分をしっかりと吸って水切りは完璧。
そばは普段ツユに少しだけつけて食べているが、この極太なそばはツユにドプンっとつけて食べるのが旨い。すするというよりはムシャムシャと食べるカンジ。
にしんの味噌煮付は身がしっかりしていて、味噌感はあまり強くなくほんのり甘い醤油味もカンジた。佃煮になる一歩手前はこんなカンジなのかな?。
漬け物はパリパリな食感で唐辛子が入っていてピリリっと辛い。そして結構しょっぱい。
卓上の一味をツユに入れて食べてみると、辛い風味が香って味変的に食すことができる。
外ではみ~ん♪み~ん♪っとセミの鳴き声が鳴り響き、夏だなぁ~というカンジで居心地は良い。障子は全て開け放たれているが、代わりに日よけのすだれがかかっていて、蒸し暑さはなく快適な空間。
極太な食感と味、雰囲気、CPととても満足できた。コチラのお店、違う時期にはどんな顔を見せてくれるのだろうか?。雪の降る冬とかにまた伺ってみたいな。
↑お店の外観。
↑店内はこんなカンジ。
↑うす毛利にしんの味噌煮付1320円。
↑ツユ。
↑リフトアップ。
↑にしんの味噌煮。
↑アップ。
↑漬け物(胡瓜とキャベツ)。
↑その他イロイロ♪。
基本情報:
施設名 |
あらきそば
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住所 |
山形県村山市大久保甲65
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駐車場 |
有り
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備考 |
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