仙岩峠の茶屋

絶景を見ながらおでんを食べられるお店

ジャンル：おでん

Apr 4, 2021

↑おでん600円。

仙岩峠の茶屋（せんがんとうげのちゃや）は秋田県仙北市の田沢湖近くにあるドライブイン。

創業は昭和41年（1966年）と半世紀以上続くお店です。こちらでは絶景を見ながら食べれるおでんが名物。

お店は秋田と岩手の県境（国道46号線）の仙岩トンネル前にある。赤い看板に「仙岩峠の茶屋」と書かれていて、国道46号線沿いのお店の中では存在感ある方。

蟹場温泉に入った後にお昼を食べに訪問。レジで最初に注文＆精算するシステムです。

おでん600円を注文。あと、運ばれていたおにぎりが美味しそうだったのでコレも頼むことに。鮭と梅干しの２種類あったので、1つずつ注文（各150円）。計900円也。

席は自由に座って良いとのことなので、窓際席に座りました。今日は霧がスゴい出ていて、良く言えば幻想的、悪く言えば景色はほとんど見えないです(^_^;)。

すぐに運ばれてきたおでんは、大根、昆布、玉子、さつま揚げ、ちくわ、こんにゃくの6種類。

味はほんのり甘口で優しい味。大根は大きめサイズだったけど、中までしっかり柔らかい。横に添えられた辛子のピリッと感が良いね。

鮭おにぎりの具は一般的な甘口タイプではなく、塩鮭を焼いてほぐしたもの。塩がしっかり効いています。どちらのおにぎりも手作り感があって旨かったけど、鮭と梅のどちらかを選ぶとしたら鮭の方がオススメ。

シトシトと小雨が降る外の景色を見ながらおでんを食べる。濃霧で景色は良く見えないけれども解放感はある。そして時折、スゴイ早さで電車が横切っていく。店内では懐メロが流れていてノスタルジックな雰囲気もある。

温泉に入った後だから、おでんのようなアッサリしたものが美味しく感じる。これでビールが飲めたらもっと最高だったけど、そこまで贅沢は言うまい。ビールは家帰るまで我慢だ。

ネットでこちらのおでんの写真を見た時は大根とか筋がありそうで正直イマイチに見えたが、実際に食べてみたら筋とかなくて普通に素朴な味で美味しいよ。おでんは1個100円で購入出来るので、今度はテイクアウトしようかな。