宗像大社

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宗像大社（むなかたたいしゃ）は福岡県宗像市田島にある神社。

日本各地に七千余ある宗像神社、厳島神社、および宗像三女神を祀る神社の総本社である。

宗像大社は沖ノ島の沖津宮、筑前大島の中津宮、宗像市田島の辺津宮（へつぐう）の三社から成る。※総本社は辺津宮。

御祭神は宗像三女神で海上・交通安全の神様。ちなみにアマテラスとスサノオの誓約によって生み出された神様である。
・沖津宮 : 田心姫神（タキリビメ）
・中津宮 : 湍津姫神（タギツヒメ）
・辺津宮 : 市杵島姫神（イチキシマヒメ）


辺津宮は質実剛健で簡素な造り。境内には第ニ宮と第三宮が置かれていて、こちらを参拝すると沖ノ島の沖津宮、筑前大島の中津宮にも参拝した代わりになるとのこと。

参拝を終えた後は境内にある神宝館（800円）も見ていくことに。国宝級のものが沢山あってなかなか楽しめた。

ちなみにこの地方を治めていた豪族の宗像氏は遣唐使、遣隋使の時代に大陸との窓口となり、朝廷から厚遇されたそう。

また大陸に遣唐使が送られる際には、沖ノ島で航海の安全を願う国家祭祀が行われていたんだそう。


中津宮がある筑前大島までは船で行けるらしいので、辺津宮から神湊港（こうのみなと）まで車で4kmほど移動。

フェリーターミナルで筑前大島まで往復1140円を購入。船は1～2時間に1本ほど出ている。船での移動時間は約15分。

筑前大島では中津宮、沖津宮遙拝所を参拝。沖津宮遙拝所からは遥か遠くに沖ノ島を見ることが出来た。

基本情報：