土合駅
486段の階段を下りないと行けないトンネル内の駅
ジャンル:景観
Jun 7, 2020
↑下り線ホームへの462段の階段。
コメント:
土合駅(どあい)は群馬県のみなかみ町にある駅。
群馬の高崎と新潟の長岡を結ぶ上越線の駅で、全36駅中、16駅目に停車する地下駅&無人駅である。
改札から下り線のホームまでは486段の階段を下っていかなければならず、通称「モグラ駅」と呼ばれている。※上り線のホームは地上にある。
駅で486段ってすげ~なって思い、以前から近くを通ることがあれば、是非寄ってみようと思っていた。
でも昨日、谷川岳登山をした影響で両膝が痛くて、やっぱり今回は行くのを止めようかと真剣に考えもした(爆)。
でも次にこのエリアに来れるのはいつになるかわからないので、やっぱし今回確実に見ておきたいな。
そんな揺れ動く乙女の恋心のような葛藤を経て、せっかく近くに来たのでやっぱり見に行くことに。好き!・嫌い!・でもやっぱり好き!ってことで。
どうせなら電車も見てみたいっと思って、電車が来る時間に合わせて行くことに。下りの水上方面の電車は大体2時間に1本の間隔でしかなく、8時37分の電車に合わせました。
無人駅の改札を抜けて下り方面に向かいます。※券がなくてもホームまで降りれる。駅構内とは思えない143mの長い直線の道(階段数24段)を歩いていくと、下に向かう階段が現れる。
階段は一直線にはるか下まで続いていて終わりが見えない。なんでも直線距離338m、階段数462段、標高差約70mあるそう。※直線の階段数と合わせて計486段。
階段両脇にある手すりに掴まりながら、なるべく膝に負担をかけないように下っていきます。
階段の両脇は下水道みたいになっていて、水がチョロチョロと流れている。
降りても降りても下に辿り着きません( ̄□ ̄;)。どんだけ~。
下に降っていくにつれて温度が下がっていき、半袖だと少し寒いぐらい。
こんなに長い直線の階段を降りたのは初めての体験。香川県の金刀比羅宮とかは1368段あったけど、直線ではなかったし、外だったしね。
無機質なトンネルの中を真っ直ぐに下へ下へと降っていく感覚はどこか非日常的なものさえ感じる。
階段の段差はそう高くないので、普通の時だったら足への負担はそんなに大きくなかったかも。でも両膝を痛めている今は1歩1歩が辛い。
長い階段を降ってようやく下まで降りた時に思ったのは、どんだけ長いんだよ!ってこと。そもそもこんな深い場所に駅を造るっていう発想がスゴいよ。
そして手すりを掴んでいた右手を見ると、真っ黒くろ助になってました。どんだけ~。
ホームに行くと、無人で誰もいないけど、待ち合い室やトイレも置いている。待ち合い室で座って電車が来るのを待っていたけど寒い。
少し待って、遠くの方に電車のライトが見えて、ピンクとオレンジの2トーンカラーの電車がやって来た。降りる人ほとんどいないと思ってたけど、予想に反して6~7人ほどゾロゾロ降りてきた。
意外と需要あるんですね。皆さんリュック背負っていたんで、谷川岳登山の人かな?。
あ~寒い。電車も見たことだし早く上に戻ろう!。帰りの長い階段を上がる間、上から強風の寒い風がずっと吹き付けてきてメッチャ寒かった。
あ、そうそう、こんな深い場所なのに携帯の電波は一応1本立っていましたよ。
P.S.
待合室には日記帳みたいのが置いてあって、電車を待っている間見ていたんだけど、面白かったのをいくつか紹介します。
・降りてきたけど、これから頑張って昇るしかない!!頑張ろう!!。
・階段疲れた まじ 卍。
・新潟から猿ヶ京バンジーをしに来たついでに来ました。とても寒いです。これから登ることを考えるとお腹が痛くなりますww。
・こんな所二度と来ねえ!!つかれるわ!アホ!
↑土合駅。
↑無人の改札。ここを真っすぐ進むと(地上の)上り線のホーム。反対方向が(地下の)下り線のホーム。
↑改札を抜けて左側方向が下り線のホーム(※越後湯沢・小出長岡・新潟方面)。
↑長い直線通路を歩いていきます。駅構内の通路というよりかは旧帝国軍の遺跡を歩いているような雰囲気。
↑窓のある通路。
↑窓からは湯檜曽川(ゆびそがわ)が見えました。
↑462段の階段。ありえな~い。
↑途中にはベンチが2カ所設置されていた。
↑下り線のホーム。
↑標識。
↑待合室。
↑待合室に置かれていた日記帳。
↑ピンクとオレンジの2トーンカラーが可愛い電車。
↑戻りも462段の階段を上がっていきます。
↑ちなみに上り線のホームはこんなカンジ。
基本情報:
施設名 |
土合駅
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住所 |
群馬県利根郡みなかみ町土合
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駐車場 |
有り
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備考 |
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