四万温泉 積善館
大正ロマネスク様式のタイル張りのお風呂
Feb 17, 2017

↑元禄の湯。
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四万温泉 積善館(せきぜんかん)は群馬県吾妻郡の山奥にある温泉で、大正ロマネスク様式のお風呂が有名。
橋の麓にある市営の無料駐車場に停めて歩いて向かいます。※積善館まで歩いて3分ぐらい。
こちらは建物も趣のある渋い造りなんだけど、今日は建物の一部が工事をやっていて景観があまり美しくなかったのが残念。
受付横の自販機で日帰り入浴料1200円の券を購入して旅館の方に渡します。
浴場は元禄の湯と岩の湯の2つがあるんだけどまずは元禄の湯に向かいます。
これが大正ロマネスク様式のお風呂なんだけど、この元禄の湯という和風な名前はヨーロピアンテイストのお風呂とイメージがパッと結び付かないね。
元禄の湯は建物入り口入ってすぐ右の戸を開けて進んだ先の右側にある。
元禄の湯の引き戸を開けると、一段下の目の前にはタイル張りの浴場、そして石造りの湯船が5つある。
白を基調としたヨーロッパ風な雰囲気。脱衣所は左右にあり、目隠しの板張りなどはなし。
浴場の奥に1つだけシャワー、ソープ、シャンプーが置かれているので体を洗い流してから入ります。
5つある湯船は手前から半時計回りに体感で38~42℃まで1℃刻みとなっている。湯は無色透明のサラサラ系。
各湯船についている蛇口は錆びていて回すことはできなくて、お湯は湯船の下の穴から出ている。
湯船の大きさは幅160cm、奥行き120cmぐらい。手前の湯船だけは少し大きくて幅200cmぐらいあったかな。
お湯に浸かりながら、ヨーロッパテイストな浴場を目で楽しんでいたら、他の入浴客がテルマエロマエのローマ風呂みたいと言っているのが聞こえてきた。
なるほどそちらの方が表現的にわかりやすいかもしれない。そうか~ローマ風呂か~。うん、この浴場にピッタシな名前だ。
浴場の奥右には小さな扉が2つあって、戸を開いて入ってみると蒸し風呂となっていてタイル張りの椅子が置いてある。※中は薄暗くて結構狭い。
ひとしきりローマ風呂を堪能した後はもう一つの岩の湯に向かいます。
岩の湯は建物の入り口まで戻り、左にある階段を上がって少し進んだ先の階段を降りていくとある。
脱衣所で服を脱いで戸を開くと、下に降りる階段があってその先に石造りの湯船がある。モウモウと蒸気がすごい立ち込めている。
湯船に入ってみると42℃くらいで熱めの湯。こちらも無色透明なサラサラ系。シャワーはこちらもひとつだけ。
出ようとして階段を上がり、扉を開こうとしたら扉が2つあることに気づいた。ハテ?、何で2つあるんだろう?。
5秒ほど考えてようやく気が付いた。
あ~この岩風呂って混浴なんだ。元禄の湯が男女別だったんで、てっきりこちらも男女別だと思っていたわ。
あぶない、あぶない。あやうく女湯の扉を開けるトコロだった(*_*;。
コレ絶対に女湯の脱衣所を開けてしまう男性がいると思うな。扉の上に男女わかるような目印をつけた方がいいと思う。
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↑積善館へはこんな道を通っていきます。

↑建物の外観。右の本館も

↑建物への橋からはこんな風景が見られる。

↑積善館。

↑受付横の引き戸を開けた先はこんなカンジ。

↑元禄の湯。

↑蒸し湯。

↑蛇口は錆びついて動かない。下から温泉が出ている。

↑岩風呂へは受付横の階段を上がって通路の先の階段を下りたトコロにある。

↑岩風呂。
四万温泉 河原の湯
四万温泉 河原の湯は四万温泉の入り口にある市営の公共浴場。
扉をあけるとすぐに脱衣所、右側に清掃協力金の箱があるので、100円を入れます。
服を脱いで、浴場の扉を開けると中は少し薄暗く蒸気でモワモワしている。
湯船は1m80cmの正方形の湯船が1つあるだけ。体を洗うモノは何もない。でも鏡はあるので、髭を剃っている先客がいた。
カランでかけゆして、湯船に入ってみると42度くらいの熱めで、無色透明のサラサラ系。
市営の公衆浴場だがいつ来ても清掃は行き届いていて、気持ちよく入浴できる。

↑河原の湯。

↑湯舟。※公式HPより
基本情報:
施設名 |
四万温泉 積善館
|
住所 |
群馬県吾妻郡中之条町四万 四万甲4236
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駐車場 |
有り
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備考 |
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