三陸リアス亭


あまちゃんの舞台久慈でうに弁当を喰らう

ジャンル:駅弁

Aug 8, 2015
写真
↑うに弁当1470円。

コメント:

久慈駅は岩手県久慈市にある三陸鉄道北リアス線の駅。うに弁当が名物。

ここ久慈は「じぇじぇじぇ」の言葉で有名なNHKドラマ「あまちゃん」の舞台になった場所でもある。

うに弁当は三陸鉄道北リアス線久慈駅の駅舎内で売られている駅弁であり、以前に、うにが弁当箱一杯に敷き詰められた写真を一目見てからいつか食べてみたいと思っていた。

ちょうど今はうにが美味しい時期だし(※旬は5~8月)。しかしながらこのうに弁当先着20名までの限定品であり、休日は買えないこともあるらしい。

販売開始は朝7:00から。まあ買えなかったら、しょうがないのでまた今度!
と・・・。

いう訳にはいかない!

家から1時間、2時間で行ける距離ではないのだ。買いモレがあっては絶対にいけない。一撃必殺で確実に購入しなければいけないのだ!

ということで朝の6時過ぎに一度どれだけ並んでいるのか 様子を見に行ってみる。立派な建物の駅舎内に入るとシャッターの閉まった喫茶店がある。

ここで販売されているのだろうか。うに弁当に関する張り紙がないか周囲を見渡してみる。

・・見つけた!

「うに弁当の販売は隣の駅舎です」

・・・;。

そうここ久慈駅はJRと三陸鉄道北リアス線の2つがあるのだ。自分が今いる大きな建物はJR久慈駅の方で、うに弁当が売られているのは三陸鉄道北リアス線の久慈駅の方。

三陸鉄道北リアス線の久慈駅は屋根がカラフルなオレンジ色の小さな建物。駅舎内には切符を買う狭い空間に、シャッターが閉まっている一角があり、

「うに弁当の販売は7時からです」

みたいな張り紙が貼られている。おぉ~これだ。見つけた。

お店が開く朝7時の時点で並んでいたのは自分を入れて7人程で買えない人はいなかった。思っていたよりも簡単に買えたので少し拍子抜けしたが、 この日はたまたま買いに来る人が少なかったのかもしれない。

このうに弁当は前日に予約することが可能なので、そうしておけば朝早くから並ばずとも確実にゲットできる。買う日が決まっているなら予め予約しておいた方が良いだろう。 ちなみに予約分は増産するので1日限定20個の分が減るという事はない。

念願のうに弁当、最初は車の中で食べようとしたのだが、せっかくなので海を見ながら浜辺で食べることにした。車で久慈駅から北に20km程走らせたあたりで海に出られる場所があったのでそこで車を降りた。

うに弁当の大きさ(内径)は縦15cm、横10cm、深さ2cm程で思っていたよりは小さくはない。まあ1470円と結構なお値段するので妥当な大きさと言えばそうなのだが。

ひと口食べてみると海水の塩味のみのうに弁当はあっさりとした素朴な味で食べやすい。うには蒸したもので、うにの下に隠れたご飯には黄色いうにのカスみたいなのが混ざっている。

なんでもご飯を炊くときにうにと殻から出るしょっぱいエキスを混ぜ込んでいるらしい。 そういえば今までうには山葵醤油でしか食べたことがなかったけど、海水の味のみでもなかなか旨い。ネタが新鮮だからであろうか。 そして太平洋の大海原を見ながら食べると最高の気分であった。

うに弁当を食べながらドパパパァ~ンと白波を立てる荒波を見てると

「これ~が~おとこの~うにめしだ~♪」

と今思いついた歌詞を北島三郎節で歌いたい気分になった。


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↑うに駅弁のパッケージ。

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↑店の外観。開店7:00まではシャッターが下りている。

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↑うに駅弁が売られているのは立派な建物のJR東日本の八戸線の方(写真右側)ではなくオレンジ色の屋根が目印の三陸鉄道北リアス線の方(写真左の赤丸部分)の久慈駅。

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↑太平洋の荒波を見ながら食べました。ザザーンザザーンという波音がBGMです♪「これ~が~おとこの~うにめしだ~♪」どこからか北島三郎節が流れてきそうな雰囲気です♪

基本情報:

施設名 三陸リアス亭
住所 岩手県久慈市中央3-38 三陸鉄道久慈駅舎内
駐車場 駅を正面に見て左側に1時間100円駐車場有り。
備考 うに弁当1日限定20個。※前日に予約可能。


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