ばんや
熱気渦巻く本八戸繁華街で落ち着いて地酒を楽しめるお店
Aug 8, 2015
↑イカとコノワタのあえ物のお通し。お酒がススむ逸品です。
コメント:
居酒屋ばんやは青森県八戸市にある居酒屋。
この一帯は本八戸の中心街なので人が多く熱気のある場所。近くにはオープンカフェ的な酒場が軒を連ねるミロク横丁がある。
昨日は途中途中寄り道や仮眠は少ししたものの2日前の朝7:00時に出発してから昨日の朝6:00時に久慈駅に到着するまでほぼ一日中一般道を走り続けていたのでさすがにどこかでゆっくりと体を休ませたかった。午後2時過ぎにホテルにチェックインして3時間ほど仮眠を取った。
短い時間ではあったが柔らかいベッドで一眠りしたことで体力は少し回復した。
本八戸を訪れるのは今回が初めて。これから未開の地へお酒を飲みに繰り出すのかと思うと、大きな期待感と少しの不安感が入り混じって
ワクワクとした気持ちが沸いてくる。
時間は午後6時前、さあ、イザ出陣だ!
繁華街までは最初歩いて行こうと思ったが、道路が狭いのと、車と人が多かった為、歩きにくくて危なさそう!と思ったので急きょバスで行くことにした。
行き方は事前には調べてなかったのだが駅前の看板を見ていたら「中心街」という停留所があるのを見つけた。
まずこれに間違いなかろうと思い中心街行きのバスに乗って数分。中心街で降りると人の数が多く熱気がすごい。
目的地のばんやはバス停から20~30m先の交差点の角にあった。
外にメニューは出ていなく、木の引き戸の先のお店の中もどうなっているかわからないので事前情報がないとなかなか入りづらい店構えだ。
中に入ると店内は8~9人ほどが座れるくの字のカウンターとテーブル席が2つほどある大きさ。
人数が一人であることを伝え、指し示されたカウンター席に座る。
周囲を見回してみるとカウンターの上には惣菜料理が盛られた大皿がいくつかあり、天井の照明は鈍い光を放っており隠れ家的な雰囲気を醸し出している。
注文を聞かれたので、まずはいつもの飲み始めの合図 「とりあえずビールで!」 と注文し待つこと約3分。ビールとお通しのイカのコノワタ和えの小鉢が運ばれてきた。
ビールを手に持ち ゴキュッゴキュッゴキュッと半分ほど一気に喉に流し込む。
「プッハ~」
喉の奥を冷たい炭酸の液体が流れ落ちる。 生き返る! とはまさにこのことだ。長時間の運転で疲れきった体にビールの苦い旨みが染みわたっていくようで体の芯がシャキッとする。
お通しで出て来たイカのコノワタ和えは新鮮なイカの切り身をコノワタと調味料を混ぜたもので合えたものだが、ブリンブリンの弾力のイカと茶色い色のコノワタソースが
ネットリと混ざり合って抜群に旨い。
青森県はイカが美味しい事でも有名だが、ここ本八戸は青森一の漁獲量を誇る場所である。
ビールが半分ほど残っていたが、たまらず追加で日本酒を頼んでしまった。
頼んだ日本酒は八仙夏バージョン。飲んでみると日本酒の旨さの中にキリリッとシャープな爽やかさがある。このあと八仙の赤と群青を頼んだが、
八仙夏バージョンが一番美味しかった。
料理は初めに注文したのは馬刺し盛合せ。脂身のないヘルシーな味わいと、表現が旨くできないのだがクチャクチャとした馬肉特有の肉質が旨い。
自分は以前、熊本の菅之屋本店でこの馬刺しを食べて以来、今までの概念を覆すほどの美味しさにすっかり馬肉ファンになってしまった。
隣席の同じように一人で来られていた男性客が「タコの白子」という珍しい料理を食べていたので、
「タコの白子とは珍しいですね?」と話しかけたら、その男性も食べるのは今日が初めてだという。
その会話を皮切りにその後いろいろと話したところによると、その男性は関東からここ八戸まで新幹線で先程着いたばかりで、
明日はドラマ海女ちゃんの舞台である久慈駅に行くという。
おぉ~、自分が今朝行ってきたばかりの場所だ。うに弁当は食べるのかと聞くと食べると言う。
限定20個なので朝早くに行った方がいいですよとアドバイスしたところ、既に予約しているから大丈夫だと言った。
なかなかに計画的な方だ。電車で海を見ながらうに弁当を食べるつもりだとも言っていた。それはさぞ旨いに違いない。
その後も楽しくお喋りさせて頂き、「旅人にワルイ奴はいないな」と改めて思った夜なのでありました。
↑馬刺し。
↑ソイ刺し。
↑横の席の方から一つまみさせてもらった料理。料理の名前忘れてしまった。
↑店内の雰囲気。
↑お酒を冷蔵しておくケース。八仙の種類が多いですね。
基本情報:
施設名 |
ばんや
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住所 |
青森県八戸市朔日町4
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駐車場 |
無し
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備考 |
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