酔来軒

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酔来軒（すいらいけん）は横浜市南区真金町にある広東料理のお店。創業は昭和15年(1940年)。

店内は4人掛けのテーブル席と座敷の小上がりで構成されている。結構年期の入っている味のある雰囲気。

注文は中国人の愛想のよい兄ちゃんが取っていて、汗水流して働いている様子は頑張っているなぁと好感の持てる印象。

外から見たカンジでは想像もつかなかったが、店内はお客さんで結構混み合っていて、5分ほど店内の待ち席で待つ。

着席して、メニューに目を通すこともなく、予め頼もうと思っていた酔来丼400円を注文。

3分ほどで運ばれてきた酔来丼はご飯の上にチャーシュー、もやし、刻んだ白ネギ、メンマ、そして目玉焼きが乗っていて、B級グルメ好きにはテンションの上がる見た目。

目玉焼きを軽く崩した後、醤油とごま油、辛子を混ぜたタレをかけ、具とご飯を混ぜる。

一口食べてみると、辛子のツーンとした醤油タレがこのジャンクな丼に合っていて、意外なほど箸がススむ。

一つだけ欲を言えば卵の黄身が食材に吸収されてしまってマロやかさをあまり感じられなかったので、あともう1つだけ黄身を乗っけたらもっとマロヤかさも味わえてより旨くなるんじゃないかな。

味的にはメチャクチャ美味しいというワケではないけれど、忘れた頃にまた食べたくなるようなクセになりそうな丼であった。

ちなみにこちらのお店は何十年もやっている老舗の広東料理屋さんだけあって、メニューもイロイロある。その中でも気になったのはねぎライス750円なるもの。 こちらも機会があれば食べてみたいかな。※ちなみに酔来丼400円以外は大体600円～800円ぐらいでそう安くはない。

基本情報：