秀味園


幸せを呼ぶ優しいルーローハン

ジャンル:(その他の)丼もの

Oct 30, 2016
写真
↑ルーローハン。

コメント:

秀味園(しゅうみえん)は横浜中華街にある台湾料理のお店。創業は1963年。

お店には日曜の10時半過ぎに訪問した。店内は外観から想像していたよりも広々としたカンジ。

着席のモーション途中に、予め決めていた魯肉飯(ルーローハン)500円を注文する。しかし待っている間にメニューに目を通すとルーローハンセット800円なるものがあることに気づいた。

ルーローハンセットの内容はルーローハン、スープ、杏仁豆腐という構成。

今日は少し肌寒いので、温かいスープもイイなと思い直し、こちらのセットに変更してもらう。スープはワンタンスープと魚団子スープを選択可能でワンタンスープにしてもらった。

5分ほどで運ばれてきたルーローハンは豚の角煮x2、豚のソボロ煮、高菜の刻んだモノ、煮玉子という内容。

無駄のないシンプルな見た目でなにげに目が引きつけられる。

一口食べてみると、角煮はトロトロに柔らかく、かといってギトギト感はなく、噛みしめる毎に肉の旨みが口の中にあふれ出してくる美味しい角煮。

全体的な味つけは意外にも濃すぎず、ちょうど良い優しい味。

ご飯にはまんべんなくツユが染み渡っていて、このトロトロ角煮とよく合う。※ツユだくではない。

食べる前には角煮の丼ってご飯との一体感があまりなさそうだなって思っていたが、これが予想以上にかなり合っている。

角煮がトロトロに柔らかいのと、ご飯全体にツユが行き渡っている為、ちゃんとしたハーモニーを奏で出しているのだ。

豚ソボロ煮も角煮同様の優しい味。そして高菜はこの丼のアクセント的な役割を果たしている。

ご飯の量はそんなに多くなく、吉野家の牛丼並より少ないぐらい。

この優しい味のルーローハン、食べ進めていると、なんだか幸せな気持ちになってくる(笑)。

ワンタンスープは豚肉を包んだワンタンに、チンゲンサイ、白ネギの刻んだモノが入っていて、かなり優しい味。今日みたいな寒い日にはいいね。

ただコチラはあまりに味が優しすぎてインパクトはまったくないかな。あと熱々ではなかった。杏仁豆腐はよく冷えていて美味しかった。

食べ終えた感想としては、ルーローハンは写真で見た印象以上に美味しくて、その優しい味わいにホッコリとした気持ちになれた。値段も単品なら500円と安いのもイイね。

中華街で昼飯に迷ったら、このルーローハンがオススメだ。


写真
↑お店の外観。

写真
↑店内はこんなカンジ。

写真
↑ルーローハンセット800円。

写真
↑セットのワンタンスープ。


基本情報:

施設名 秀味園
住所 神奈川県横浜市中区山下町134
駐車場 無し
備考


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