萬里
ラーメンでもヤキソバでもない。伊那ローメンの正体とは?
May 5, 2016

↑お店の外観。
コメント:
萬里は長野県伊那市にあるローメンのお店。
ローメンとは蒸した麺を羊肉と野菜炒めのスープに入れたもの。ちなみに6月4日は「蒸し」にちなんでローメンの日らしい。
ローメンは自分の中でずっと気になっていた料理である。ローメンとは一体何なのだ。
お店に到着したのは17時過ぎ。お店の外の看板には「ローメンとはラーメンでもヤキソバでもない」との文字が書かれており、ますますローメンとは一体何なのだ!という思いが強まる。
お店に入って着席すると、メニューも見ずにローメン(羊肉)を注文する。ローメンの正体を確かめに来たのだ。他のメニューなんて眼中にないぜ!※ちなみに豚肉のローメンもある。
待っている間に一応、メニューを見てみると、サホークのたたき(※羊のサホーク種のこと)や鹿の刺身、マトンの焼肉、豚頭(とんとう)(※なんとこれが人気No1なのだという)などの珍しいメニューが揃っている。一体このお店は何料理のお店なのか?
お店に対する疑念が湧き上がる中、厨房の方からは羊肉の独特な臭いが流れてきて、鼻をくすぐる。
羊肉って独特な臭みがあるんだよな。ヤベ―食べれなかったらどうしよう(><)と不安な気持ちで一杯になる。
店長は見た目が少しイカついカンジで、羊肉が臭いから食べれません!なんて口が裂けても言えないよなぁ。
とか考えていたら、ローメンが運ばれてきた。
ローメンはスープの中に焼きそば麺が入っており、上に羊肉と野菜を炒めたものが乗っている。
見た目からはどんな味なのか、美味しいのかマズいのか、臭いのか臭くないのか、まったくわからない。※いや変な臭いはしなかったので、臭くはないのはわかったが。
一体どんな味なのだ?
レンゲをムンズと掴んで一口スープをススってみる。
う~ん、味があまりしない。
テーブルの上にはローメンの食べ方なるものが置かれていて、それによると、最初にソースと酢を一回し入れて下さい。と書かれている。
ふむ、なるほど。
ソースと酢を一回し入れてみる。
おっ、さっきより味がよくなった。
まだ少し薄いからソースをもう一回しっと。
七味も入れちゃうか。
七味をサッサッサッと入れてみる。
そして食べると、
おっ、大分良くなったね。
ズルズルズルっと麺をすする。
スープは野菜と羊肉の旨みとソースと酢の調味料の味が混ざってなかなか美味しい。
リンガーハットの長崎ちゃんぽんにソースと酢を入れた味に似ており、羊肉の独特のコクが風味をプラスしている。
麺はボソボソとした食感でスープとはあまりマッチしていないように思えたが、ローメンとはこういう食べ物なのだろう。
結局のところ、ローメンとは一体何なのだ?という問いに対しては羊肉を使ったスープ焼きそば という解答に至った。
ふむふむ、これがローメンかぁ~と、やっと味の正体がわかり満足したわけである。
そしてここでハッと我にかえる。
・・・ア・レ?
な・ん・か・忘・れ・て・ね・ぇ・?・
・・・
そうだ!!
料理の写真撮ってねぇ~。←ムンクのポーズ。
ガーン、ガーン、ガーン。←絶望の鐘の音。
正体不明なローメンがどんな味がするのかに気を取られ過ぎて、写真を撮るのをスッカリと忘れていた。
多分、羊肉(の臭み)に対する恐怖心も自分の精神に多大なプレッシャーを与えていたのだと思う。
しばし固まること数十秒。
どうしようかなぁ。今回は記事にするのやめてまた別の日に来ようか?
そして自分が出した結論は・・
いや、それも面倒なので次回来た時に写真だけ張り替えることにしよう。
そうです。一番楽な方法を選んでしまいました。
サーセン、また近くを通る事があればちゃんとした写真に張り替えますから・・どうか許してツカーサイ。

↑店内はこんなカンジ。

↑ローメン。

↑ローメンの食べ方。

↑調味料。

↑ローメン誕生の地と書かれた石碑。
基本情報:
施設名 |
萬里
|
住所 |
長野県伊那市伊那坂下入舟町3308
|
駐車場 |
無し(近隣にコインパークングあり)
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備考 |
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