川蝉

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川蝉（かわせみ）は栃木県宇都宮市大通りにあるうなぎのお店。

お店には平日の17時開店と同時に訪問。

カウンターに座ってメニューを見てみると、うな重は（松）4104円と（竹）3456円というお値段。比較的、お安いお値段設定ですね。うな重（松）4104円を注文。

お店は板場に男性2人、注文を取る女性2人で回されている。

今日は車なのでお酒は飲めないけど、刺身も種類豊富で10種類ぐらい、日本酒に合いそうな珍味系の肴もいくつかあった。飲むお客さんも多そう。

そう待つこともなく運ばれてきたうな重（松）はうな重、きも吸い、茎ワカメの総菜、漬物3種（奈良漬、大根、沢庵）という内容。

うな重のフタをパッカ～ンと開けてみると、大きな鰻が2切れ、重箱一杯に敷き詰められている。鰻丸ごと一匹使用しているんだね。

食べてみるとうなぎは身ふっくら柔らかくて脂が適度に乗っている。甘辛なタレは甘過ぎず辛過ぎずさっぱり目な印象。

一口目はあっさりした食べやすいうなぎという印象。このうな重のファーストインパクトはそんなカンジ。

次、2口目。うなぎの外側は炭で香ばしく炙ってあって、この仄かに薫る炭の匂いがまたなんとも食欲をそそる。このうな重の影の功労者といったらこの炭火の香りに間違いない。

ご飯はうな重で一般的な硬めよりは若干モチっと感がある食感。でもご飯の粘り気はないので食べやすく、こういうご飯もうなぎに合うなって思った。多分、炊き方を工夫されているのでしょう。

うな重を半分ほど食べたトコロで、他のものも食べてみることにします。

きも吸いは中のきもが小さめ。味はさっぱり目だけど、特に印象には残らず。

漬物の奈良漬はお酒にしっかり漬かったような強い味で美味。コレ晩酌用に欲しいわ。大根は普通。沢庵はこちらも味が濃くて美味しかった。

うな重はゆっくり食べたけど、ご飯がベチャッとなることもなく、裏皮がダランとなることもなく最後まで美味しく食べれた。もちろん臭みなんて皆無でしたよ。

ご飯が硬めじゃないのに素晴らしいですね。うなぎの焼き方が良いのかな？。

で、うなぎを食べ終えた後の感想だけど、終始一貫して美味しく食べれた。最初一口目食べたときにさっぱり目なうな重に感じたけど、その脂が乗り過ぎていないお陰で最後まで飽きずに美味しく食べる事が出来た。

あとうなぎもしっかりとした量あったので、食べ終えた後は美味しい鰻を食べた満足感がしっかり残った。

お会計して計4104円也。

このお店のうなぎを美味しく食べさせるスキルは匠レベルだと感じました。ご馳走さまでした。

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