駒形どぜう 本店


江戸時代から続く老舗でどじょうをパクつく

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May 28, 2016
写真
↑どぜう鍋。

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駒形どぜう 本店は浅草にあるどぜう鍋のお店。

どぜう鍋とはどじょう鍋のことで、元々は「どぢやう」と呼ばれていたが、江戸の大火でお店が類焼した際に、初代が「どぜう」という店名に変えたのがはじまり。

駒形どぜう 本店は創業1801年で200年以上も続く老舗。こちらのどぜう鍋はどじょうを酒に漬けて酔わせ、甘味噌仕立ての味噌汁で煮こんだあと、さらにダシのきいた割下で煮こむという江戸時代からのやり方で供される。

お店は大箱の部屋がB1~2階まであるが、休日のお昼時は行列ができることもあるというので、時間をズラした14時30分頃訪問したトコロ、待たずにスンナリと入ることができた。

1階の畳の部屋とB1のテーブル席のどちらがよいか聞かれたので、雰囲気のある1階畳の部屋を選ぶ。席に案内されると、まず喉の渇きを潤すためのビールとどぜう鍋定食を注文する。 ※鍋以外のご飯は後で出してもらうように伝えた。

ビールを飲みながら周囲を見渡すと、部屋の調度品は年式を感じる古そうなもので、古民家の中にでもいるかのようだ。

運ばれてきたどじょう鍋は、底の浅い小さな丸型の鍋に、どじょうが隙間なく敷き詰められている。

これの上に、卓上に置かれている白ネギをこんもりと山のように乗せる。

ネギがしんなりとしてきたら食べ頃で、お皿に取って七味をかけて食べる。でも、どじょうは箸で掴むと崩れるぐらい柔らかいので、この小皿に移すのが少し難しかった。

お味の方はどじょうのほろ苦い味がしてさっぱりと食べられる。またヌメリとか泥臭さとかは一切せず、抵抗感なくパクパク食べられる。中骨は抜いていないらしいが、まったく気づかないぐらい柔らかく下処理されている。

ビールを飲みながら、しばらくパクついた後に白米などを持ってきてもらう。

どぜう鍋以外の残りは、白飯、どぜう汁、味噌田楽、お新香といった内容。白飯は小さ目のおひつに入っており、量的にはお茶碗2~3杯分ぐらいの量。

まずどぜう汁を一口飲んでみると、甘めの味噌味が強く、トロッとしている。こちらも中には小さなどじょうが入っており、あとは割いたごぼうという内容。

次に、鍋のどじょうと白ネギをご飯の上に乗せ、山椒をドバババっとかけたら即席どぜう丼の完成だ。

そしてどじょうと白飯を一緒にガガガッと一気に口の中にかき込む。どじょうは白飯にあまり合わなそうな気もするが、思っていた程は悪くない。

どじょうの苦味が効いたこの味は、どっかのローカル飯とかでありそうな味である。

どぜう丼を食べて、どぜう汁をズズズっと飲む。白飯、どじょう、甘い味噌味が一体となって胃袋に流れ込む。

鍋定食を食べ終わった頃にはかなりの満腹になってしまった。ビール中ビンを1本飲んだのもあるが、やはりご飯が少し多かったかな。

まあ、多ければ残せばいいんだろうけど、基本的に出されたものは全部食べるようにしているので・・。

どじょうをパクついて、ビールを飲み干したら、サッと店を後にするのが江戸っ子のイキ というものだろう。

ということで、さっそうと出口に向かって歩いて行ったら、お勘定はお席でするとのこと。

えっそうなの? 俺…全然イキじゃないじゃん!(><)。

という鈍臭いカタチでお店を後にしたのだった。

・・・江戸っ子じゃないし、まっいいか。

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↑お店の外観。

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↑入口。

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↑店内はこんなカンジ。

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↑とりあえずのビール。

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↑ちょっとした庭もあって雰囲気ある。

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↑どぜう鍋。

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↑ネギをてんこ盛りにしてみた。

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↑卓上のネギと(やげん堀の)七味と山椒。鍋と一緒に持ってきてくれるつゆ

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↑煮えたら小皿に取って七味や山椒をかけて頂く。

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↑どぜう汁。

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↑即席どぜう丼。

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↑定食についてくる味噌田楽。

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↑入口あたりはこんなカンジ。

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↑お店の横にあるバンダイナムコ本社ビルの前にはいろんなキャラクター像がある。

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↑ウルトラマンの像。


基本情報:

施設名 駒形どぜう 本店
住所 東京都台東区駒形1-7-12
駐車場 無し
備考


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