玉ゐ 本店

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玉ゐ 本店（たまい）は東京都中央区日本橋にあるあなご料理のお店。

お店には土曜日の12時半頃に訪問した。お店前には10人ほどのお客さんが並んでいる。

後ろに並んで10分ほど待っても一向に進まない。丁度お昼時の時間に訪問したのは失敗だったと早くも後悔。

上にはお天道様がギラリギラリと輝いている。背中を汗がつっ～と落ちていく。あ～暑い！。スグ横には自販機があって飲んじゃおうか？っという誘惑に駆られる。

待っているとお店の方がメニューを配りにやってきた。

見てみると穴子の箱めしは小箱1750円、中箱2950円、大箱3950円の3種類があるみたい。※ウナギでいうトコロのうな重みたいなもの。

あとは小ぶりの穴子を使用しためそ箱めし1800円というのもあった。※共に香の物、お椀付き。

そんなにたくさん食べたい訳ではなかったので小箱の大きさを訪ねたら穴子一枚でかなり小さいようなので穴子2枚の中箱2950円と穴子のお出汁200円を注文。

中箱は煮上げと焼き上げの合いのせもできるとのことだが、2枚とも焼き上げでお願いする。

店前には無料のウォーターサーバーが置かれていたけどここはビールを美味しく飲む為に我慢です。

待つこと30分ほどで店内へ。炎天下の中待ち続けたので全身グッショリ。100mを全力疾走した後のような汗の量（爆）。

店内に入って慌てて飲み物のメニューをパラパラとめくる。とりあえず火急の勢いで瓶ビールのスーパードライ650円を注文。

瓶ビールはアサヒスーパードライ、キリンラガー、サントリープレミアムモルツ、サッポロエビスと4種類ほどあって好みの銘柄を選べるトコロは良いね。

グラスもキンキンに冷えていてメチャ旨い。やっぱり汗かいた後のビールは格別だね～。

店内は古民家風なカンジで雰囲気ある。自分が入った頃ぐらいから空きが出てきていたので、少し時間をずらせばそう待つことなく入店できそうなカンジ。

待つこと5分ほどで運ばれてきた穴子の箱めしは重箱と薬味（ゴマ、ワサビ、白ネギ）、吸い物と香の物（胡瓜・沢庵）、出汁の急須という内容。

あとスリガネもあって、スった柚子の皮が付いている。小さなハケも付いていて、それで払ってかけるとのこと。

出汁の急須は穴子の骨だけ入っていて、出汁は使う前に注いでくれるとのこと。

まずはそのまま食べてみると穴子はフワッと柔らかくて、タレは甘めだがサっと消える。

うなぎの脂のような濃厚さはなくヘルシーなカンジで、最初は少し物足りない感もあるのだが、うなぎよりも最後までクドサを感じずに食べられる。

うまい。想定していたよりしっかり旨い。

穴子の味はしっかりとありながらもあっさりとパクパク食べれるのは何でだろうっと思ったら、穴子とご飯の間に刻み海苔と刻んだ大葉が乗っていて、この大葉のおかげだと気づいた。

次にゆずの皮を擦ったモノをかけてみます。仄かにゆずの味がするけど味変度は低い。もっと大量に擦って出して欲しいな。

お椀は赤出汁の味噌汁で味は普通。香の物はパリパリと良い食感。

半分ほど食べたトコロで、出汁をかけて食べることにします。店員さんに急須に出汁を注いでもらいます。

お椀に1/4ほどよそって薬味を乗せて上から出汁をかけます。

食べてみると出汁はかなりあっさりとしているんだけど、穴子の旨味と融合して完璧なハーモニーを奏で出している。

さらさらっと食べる。旨い。ひつまぶしのあっさりバージョン。

最後の1/4はそのまま食べるか出汁をかけるか迷ったけど、より味を噛み締めながら食べられるようそのまま食べました。※残った出汁もスープとしてそのまま飲みました。

計3800円也。

食べる前には穴子のお重ってどうなんだろうっと思ったけど、お重もひつまぶしもうなぎのヘルシーバージョンってカンジでしっかりとおいしかった。

あなごという事を考えるとお値段的に少し高いような気もするが、あなごのお重とひつまぶしをここまで洗練された味で食べさせてくれる事を考えるとそう高くはないのかな？。なんにしろ美味しかったので満足したことには間違いない。

ご馳走様でした。

P.S.中箱はサラッと食べられる量なので、しっかり食べたいなら大箱にするかご飯大盛にした方がいいかも。

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