ふくべ
幅広い日本酒と本物のくさやが食べられる老舗居酒屋
Jul 29, 2017
↑お店の外観。
コメント:
ふくべは東京駅近くにある居酒屋で、創業は昭和13年(1938年)と約80年近くもの歴史あるお店。
お店には休日の開店16時半と同時くらいに訪問した。先客はお店に入る少し前から自分の前を歩いていたカップル2人組のみ。
カウンター席に座ってメニューを見てみる。
お酒はお銚子1本550~650円で、有名ドコロを取り揃えているってカンジでなかなか魅力的なラインナップ。新潟の輿の誉(こしのほまれ)を注文。
頼んでもいいか了解を取ってからくさや650円と塩らっきょう400円を注文。
お通しは昆布。
塩らっきょうはシャキシャキとした食感と丁度良い塩味。
らっきょうって塩味が美味しいよね。何でスーパーとかであまり取り扱っていないんだろ?。
輿の誉は酸味主体の味でまあよくありそうな味で特徴はあまりないかな。
限定で茹で玉子50円があるというので貰うことに。でも殻を入れるお皿がないので後で食べることにします。
くさやは来た瞬間、うへぇ~っと鼻が曲がる臭さ。
食べてみるとミッチシと肉厚で旨い。
匂いといい味といいここのくさやは本格的で旨い。以前、八丈島料理を出す別のお店で食べたくさやと比べると月とスッポン。これだよこれ!。前々から食べたいと思っていたくさやは!。
長野県のアトリエ・ド・フロマージュで強烈なブルーチーズを食べた時に、いつか食べてみたいと思っていたくさや。その後食べたくさやが大して美味しくなくてこんなもんなんだっとガッカリだったくさや。そんな積年の思いで憧れ続けた(っといっても半年ぐらいですが)本物のくさやをようやっと食べることができた。
わが生涯に一片の悔いなし!。
って言うのは言い過ぎだけど、少し感無量な気持ちになった。
この感覚はアレだ。映画とかで死んだと思っていたヒロインがラストで生きているってわかって、まさかの逆転ハッピーエ~ンドっていうあのオチと似ている(意味不?)。
・・っと嬉しかったのでついついくさやの事ばっかり書いてしまったな。イカンイカン、これではくさやのレビューになってしまう。っとまあ美味しいくさやに大満足したのであるが、ただ匂いが結構キツイので隣客がいるときは頼まない方がいいかも。
食べている途中にやってきた一つ席空けてのお客さんに臭いと嫌がられていないか少し気になった。※こめかみがピクピクしていないかは怖くて確認できなかった(爆)。
飲んでいると外は本格的な雨が降ってきた。雨の中こういうお店でしっとりと飲むのもいいものですね。
次は新潟の朝日山(あさひやま)ときんぴら350円を注文。朝日山も常温でいいか聞かれたが、今度は燗にしてもらう。
燗だて器はちょうど自分の目の前にあって朝日山のお銚子がセットされます。
すると10秒と経たずに熱々がでてきた。早~驚き!。燗だて器ってこんなに早く熱々にできるんだ!?。地味に結構驚きました。
飲んでみると辛いのしかわからない。燗にすると細かい味わかんなくなるね。辛いっというのしかわからなくなる。
ここでテーブル席のお客さんから寒いんで冷房の温度あげてくださいっていう要望が出たんだけど、店主がじゃー1度上げておくねって返していたのには笑った。寒いって言ってんだからもっと上げてやれよって思いました(笑)。※なんか理由があるみたいでその説明はしていたけど。
塩らっきょうを食べ終わってお皿の空きが出来たので、茹で卵の殻を剥いて塩をかけて食べてみます。
中トロトロで旨いね。
キンピラもシャキシャキして素朴な味で旨い。
お店の雰囲気といい料理の味といい古き良き居酒屋のような居心地の良さがある。
最後は鮭ほぐし丼500円を注文。奥久慈の卵かけご飯とかすすめられたが鮭ほぐし丼を食べてみたかったので頑なにコレを注文。
サービスでわかめの味噌汁を頂いた。アザっす。
開店から1時間もすればカウンター席は一杯になっていた。
計3460円也。お手頃な値段で満足です。念願のくさやも食べれたし。ふくべって有名なお店だけど意外と肩肘張らずにフラりっと来れそうなお店でした。
なにか特別にいいってワケじゃないけどしっとりと落ち着いて飲める昔ながらの居酒屋。ここにはそんな魅力があるお店だと思った。
↑店内はこんなカンジ。
↑塩らっきょう400円。
↑くさや650円。
↑きんぴら350円。
↑ゆで卵。
↑鮭ほぐし丼500円。
↑サービスのわかめの味噌汁。
↑飲み物のメニュー。
↑食べ物のメニュー。
基本情報:
施設名 |
ふくべ
|
住所 |
東京都中央区八重洲1-4-5
|
駐車場 |
無し
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備考 |
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