姥湯温泉 桝形屋


雄大な渓谷美を眺めながら入る硫黄温泉

ジャンル:温泉

Jun 13, 2015
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↑山姥の湯(混浴)。

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姥湯温泉 桝形屋(うばゆおんせん ますがたや)は山形県米沢市にある温泉旅館。

米沢市の中心部から北西に約31kmの山中にある。5km手前には滑川温泉 福島屋がある。

姥湯温泉の開湯は室町時代(1533年)で、桝形屋初代が山師として金山を探している時、この地で赤ん坊を抱いた山姥と遭遇し、ここの湯守を託されたという。それ以来この湯を姥湯と名付け現在に至る。現在の当主は17代目である。ちなみに日帰り入浴の場合、枡形屋旅館の中には入れず、露天風呂のみの利用となる。

駐車場はナビに従って進むと目的地の200mぐらい手前右側に未舗装の駐車スペースがある。下の滝の写真のあたり。ナビの指示通りにガンガン進むと突き当りから駐車場までバックで戻らなければならなくなるので気を付けよう。

施設は山形県最南端にある吾妻山標高1250mの場所にあり、駐車場から桝形屋や露天風呂へは河原沿いの道を歩いていく。

湯船は山姥の湯(混浴)と薬師の湯(女性専用)の2つがあり、どちらも青みがかった白い硫黄の湯で加水・加温はしていないので濃度が高く、湯温は43℃くらいと少し高めで浸かっているとじっとりと汗が出てくる。ちなみに源泉温度は51度で源泉かけ流しである。

露天風呂の三方を取り巻く巨大な岩山は異様な形相をしており、入浴者に圧倒的なスケール感で迫り来る。周りに生き物の音や気配はなく静寂に包まれた空間はまるで現実世界ではないような錯覚にさえ陥る。そして空はどこまでも高い。この感覚どこかで体験したことある!?そうだ、青森の恐山と少し雰囲気が似ている。そう、これはまさに異界の湯なのだ。

自分的には富士山、御嶽山、恐山、玉川温泉、戸隠村奥社と並んでパワースポットの一つなのです。


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↑薬師の湯(女性専用)。

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↑手前右が薬師の湯(女性専用)、奥左が山姥の湯(混浴)。

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↑枡形屋 外観1。切れてて見えないがこの写真の右側に日帰り入浴受付の窓口がある。

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↑枡形屋 外観2。

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↑枡形屋から露天風呂に至る道。

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↑駐車場の目の前を流れる滝。

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↑こんな処にあります♪。


基本情報:

施設名 姥湯温泉 桝形屋
住所 山形県米沢市大沢姥湯1
駐車場 有り
備考


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