黒湯温泉


乳頭温泉郷にある情緒溢れる温泉施設

ジャンル:温泉

Aug 13, 2015
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↑混浴露天風呂。

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黒湯温泉は秋田県仙北市にある温泉。乳頭温泉郷六湯の一つ。

※六湯は鶴の湯・黒湯・妙乃湯・蟹場・大釜・孫六の6つ。

黒湯温泉の発見は1674年頃で乳頭温泉郷内では鶴の湯温泉に次ぐ歴史がある。昔は鶴の湯に対して亀の湯と呼ばれており、古くは秋田藩の湯治場でもあった。駒ヶ岳の標高850mの場所にあり、夏でもそこまで暑くない。

入浴場は混浴の上の湯と男女別の下の湯の2つがある。施設レイアウトは受付や食堂、混浴の上の湯などがある上段エリアから、自炊棟のある中段エリアを抜け、地獄池や男女別の下の湯や打たせ湯がある下段エリアに至るという流れ。

混浴の上の湯の湯船は4~5人も入れば一杯になる大きさで、お湯は白く濁っている。湯温は体感で43℃ぐらいと少し熱め。周囲の森の木々を見ながらお湯に浸かっているとセミのジジィーという鳴き声が森全体から聞こえてくる。牧歌的で平和な空間だ。

続いて、男女別の下の湯に向かう。向かう途中の階段下右手には地獄池があり、常に泡がボコボコと出ている。受付所ではこの地獄池で茹でたゆで卵が1個50円で販売されている。

下の湯も先程入浴した上の湯と同じ湯だが湯温は41℃ぐらいでちょうど良い熱さ。湯船は内湯と露天が1つずつあるが、高さ2mぐらいの板で囲われているので外の景色はまったく見えない。もう少し板の高さを下げて欲しいところ。

露天には一枚板のベンチがあり、座って一休みすると真夏だというのに吹き抜ける風が涼しくてとても気持ち良かった。


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↑男女別温泉はこちら。

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↑自炊棟の間を抜けて向かう。

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↑自炊棟先の階段を降りた右手にはボコボコ泡が出ている地獄池がある。ここで茹でられた卵は1個50円で販売されている。

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↑階段を降りた先が男女別温泉。左奥は打たせ湯。

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↑男女別温泉内風呂。一人用の洗い場もあり、ボディーソープ、シャンプーが置いてある。

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↑男女別温泉露天風呂。写真左下にかろうじて見えるのが一本木のベンチ。

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↑打たせ湯。

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↑黒湯案内図。

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↑山の天然水で冷やされたラムネ。1本150円。このラムネの飲み方はまずフタを外し、フタに付いている(ビー玉を押し込む用の)モノを取り外す。そして、そのモノでビー玉を押し込んで飲む。このタイプの飲み方は初めてだったので最初少し手間取った。

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↑受付前の壁には芸能人の写真がズラリと並んでいる。若かりし頃の柴田恭兵と明石家さんま。お二人とも格好いいです。

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↑受付所出て右手に貴重品用コインロッカー有り。

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↑駐車場から黒湯温泉受付所までの間にあった山の天然水。冷たくて美味しかったです。

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↑駐車場横に黒湯温泉への下り道があります。


基本情報:

施設名 黒湯温泉
住所 秋田県仙北市田沢湖生保内字黒湯沢
駐車場 有り
備考


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