玉川温泉
地球は生きている。大地のパワーを感じる地
Aug 13, 2015

↑玉川温泉オンドル小屋方面。
コメント:
玉川温泉は秋田県仙北市の山中にある温泉&オンドル施設。
※ココを訪れるのは今回で3回目。
ここ玉川温泉は岩盤浴で使われる北投石という放射能を含んだ石の産出地として有名で(※日本では唯一ここでだけ採れる)、玉川国立公園の一角にはオンドル小屋という、ムキ出しの地面に小屋を建てただけのもの(※下は地面のまま)が3小屋ほど建っている。
ここには体に不自由を抱えた人たちが各々毛布とか飲食物を持ち込んで、この岩盤の上で療養目的で一日中過ごすのだ。
オンドル小屋には駐車場から下って行って、玉川温泉や売店のある手前で左側に曲がると行くことができる。
途中右手には湯ケムリを揚げる硫黄の川が流れており、その先には「大墳(おおふけ)」というお湯がボコボコと湧き出している箇所があり、
一段と高く湯ケムリが立ち上がっている。
その先にオンドル小屋が3つほどあって、中には毛布にくるまって静かに療養している人達がいる。
ここでは皆静かに体を癒しているので、間違っても集団で訪れてガヤガヤと騒々しくしてはイケない。
楽しくおしゃべりしたい方は、「大墳」の前に座ってお喋りした方が見た目にも面白いだろう。
オンドル小屋横の地面を手で触ってみると暖かく大地の持つパワーというかエネルギーみたいなものをカンジる。
よく神社とかで大木を手でそっと触る人がいるが(※自分もその一人)、そういう人ならこの玉川の大地も触ってみると
きっと力の波動を感じ取ってもらえると思う。
オンドル小屋の裏手の山からは一際高く白煙が上がっており、山下の道を歩いてみると、シュゴ~、シュゴ~と
鬼の息吹きみたいな音がしている。コレは岩の隙間から蒸気が出ている音なのだがなかなか迫力がある。
戻る途中、小高い丘からオンドル小屋の方を見たら、小屋の中のお婆さんと目が合ったのだが、
その人の慈愛に満ちたような優しい眼差しがとても印象的だった。
玉川温泉には今回は入らなかった。というのもココの湯は強酸性のとても強力な湯なので、今回はこの後、藤七温泉にも行くことだし見合わせた。
玉川温泉の近くの売店で若がえりまんじゅう1個120円と蒸かしイモ1個130円を買ったがどちらも美味かった。

↑オンドル小屋方面へはここを左に曲がる。

↑大墳やオンドル小屋方面に向かう道。

↑大墳(おおふけ)。
温度98℃、PH1.2ほどの日本一の強酸性水が大量(毎分約8400L)に湧き出している。

↑オンドル小屋。
ゴザやマットを自前で持ち込んで地面の上に寝転ぶと地熱で温まる。ガンに効くという話もある。無料。

↑オンドル小屋裏手の山。岩から出る蒸気の音がゴォォォーと地獄の鬼ような叫び声を上げている。

↑売店。ちょっとした食材などが良心的な値段で売られています。

↑売店で買った若がえりまんじゅう1個120円とふかし芋1個130円。
もっちりした皮としつこくない甘さが美味しかった若返りまんじゅう。ふかし芋は翌朝、後生掛け温泉の日帰り入浴受付開始を待っている間に食べたが、しっとり柔らかくて甘くて最近食べた芋の中では一番といっていいぐらい美味しかった。

↑若がえりまんじゅう断面。紙で切ったにしてはキレイな断面だ。
2021/5/18(火)2回目
ふけの湯の帰り道にこちらにも立ち寄った。玉川温泉に来るのは今回で4度目だが、実は大浴場にはまだ1度しか入った事がない。
今回はじっくり味わうつもり。
※あ!、ちなみにタイトルの「玉川温泉(2回目)」というのは記事にするのが2回目という意味です。分かりづらくてスミマセン(^^;)。
玉川温泉への坂道を下る途中にある有料駐車場(1回200円)に車を停めて徒歩で坂を下っていく。
大浴場の建物入口の券売機で入浴券800円を購入。JAF会員の場合ハンドタオルを1枚頂けるサービスをやってました。
JAF会員証持っているけど(=普段使いの財布に入れているけど)、お風呂用の財布を持ってきていたのでタオル貰えず。玉川温泉のロゴが入ったタオル欲しかったな。
脱衣所はかごタイプで貴重品入れはなし。
浴場は秘湯の温泉にしては広くて天井も高い。大きな小屋を板で半分に仕切って男女別にしたような造り。
その為、奥に長い造りとなっており、真ん中通路上には太い柱がドンドンドンっと5本建っている。
浴場入口近くにはかけ湯が2つ。洗い場はシャワー、シャンプー、ボディソープ完備。つい今しがたお風呂入ったばかりなのでかけ湯をザバッザバッとかけて済ませます。
湯船は通路の左側3つが源泉50%で手前からメイン41度、ぬる湯40度、あつ湯43度とそれぞれ湯温が異なる。※おおよその体感温度です。
通路の右側は手前から源泉100%の40度、源泉50%の気泡湯41度、弱酸性の湯船となっている。
左右共に一番手前の湯船が一番大きくてメイン湯となっています。
これらの湯船の奥は変わり湯ゾーンとなっており、立ち湯、打たせ湯、寝湯、蒸気湯、箱蒸し、飲泉がある。
まるで温泉のテーマパークw。
通路にはベンチが幾つか置かれているので湯疲れしたら座って休むことも出来ます。
試しに源泉100%の湯口から出ている温泉を舐めてみたら、酸度がやはり結構強い。
飲泉所は源泉50%と水の蛇口があって大量の水で薄めて飲むみたい。最初注意書きを読まずに源泉50%を少し飲んだらウェってなったw。
今回はじっくり味わうつもり・・だったのだが、やはりお湯の力が強くて予想以上に早くグテっとなってしまったw。1時間もいなかったかな?。
温泉上がった後は売店で蒸かしいも1個100円を購入し、玉川温泉のパワフルな大地を眺めながら食べました。
いや~ホント良い温泉だった。こういう温泉場に来ると心の洗濯になりますね。

↑大浴場の建物。

↑大浴場。※公式HPより。

↑温泉に入った後は、オンドル小屋方面に少し散歩してみます。

↑今日も煙がスゴイですね。まるで山火事レベルw。

↑パワフルな大地を見ながらふかし芋を食べました♪。
基本情報:
施設名 |
玉川温泉
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住所 |
秋田県仙北市田沢湖玉川字渋黒沢
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駐車場 |
有り(一日100円)
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備考 |
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