藤七温泉 彩雲荘
蒸気モクモクの風景と混浴露天風呂
Aug 13, 2015

↑露天風呂。
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藤七温泉 彩雲荘は岩手県八幡平市にある温泉施設。
藤七温泉は標高1400mの高所にあり、夏でもそう暑くはなく、雨が降った翌日はよく濃い霧が発生する。冬期は雪のため道が通行禁止となるので営業はしていない。
彩雲荘には夕方の17時過ぎに到着した。売店のレジで入浴料を支払い、一旦外に出て露天風呂に向かう。
まずは脱衣所で衣服を脱ぎ露天側の内湯に入る。この日は人が多くて、内湯はギューギューの押し詰め状態。
そして内湯の扉を開けて外に出ると、煙がモクモクと吹き上がる斜面に混浴露天風呂が5個くらい縦一列に配置されている。3つは下段部分、2つが上段部分というカンジ。※あと少し離れたトコロには女性専用もある。
まずは一番手前の5mくらいの正方形の湯船に入る。お湯は乳白色の硫黄泉で、湯温は42℃くらい。底には板が引かれており、その隙間には泥が堆積している。
周囲を見渡すと彩雲荘の建物以外は何もないゴツゴツとした岩肌がむき出しの山斜面で、晴れている日はアチコチで蒸気が噴き出しているのが見える野性味あふれる場所だ。
今日は濃い霧が立ちこめて周囲がよく見えなかったが、こういうカンジもまた異界の野天風呂みたいで雰囲気があった。
下段で2つほどの湯船に入った後、一番高い場所にある湯船に行く。それぞれの湯船をつなぐ道には使い古した絨毯が引かれており裸足で移動できるが、離れているので、素っ裸でガッツリと歩くことになる。
湯は下段と同じ乳白色なのだが温度は体感で43℃くらいと少し高い。そして驚いたことに板の隙間から泡がひっきりなしにポコポコと湧き出してくる。
泡は体を撫でるようにシュルシュワーと上がってきて大変心地よい。これは間違いなく至高の温泉だ。
ここは標高が高く周りには建物以外何もないので夜とかキレイな星空を見ながら入浴できそうだ。宿泊で1度訪れてみたい。

↑八幡平登山口近くの分岐点。この日はすごい霧。この辺りはよくこのような濃霧に包まれる。

↑建物外観。

↑露天風呂。

↑内湯。

↑ゆで卵1個80円

↑ゆで卵を割ったトコロ。綺麗な半熟状態。温泉の味がした。
基本情報:
施設名 |
藤七温泉 彩雲荘
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住所 |
岩手県八幡平市松尾寄木北ノ又
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駐車場 |
有り
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備考 |
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