魚喰いの大間んぞく
本州最北端の地でマグロの旨さに震えた日
Aug 10, 2015

↑3色マグロ丼(大トロ・中トロ・赤身)ごはん大盛り。
コメント:
魚喰いの大間んぞくは青森県の下北半島最北端に位置するお店。大間のマグロを食べられる。
大間のマグロとは本州最北端の下北半島大間崎沖1~3キロメートルの近海で獲れるクロマグロ(※ホンマグロともいわれる)のこと。大きいものでは400kgを超えマグロの中では一番大型だ。大間のマグロ漁は8月頃から始まり1月頃に終わる。
こちらのお店に寄る前に大間温泉 海峡保養センターにて朝風呂を浴びて来たので身体はサッパリ、気分はスッキリとした状態だ。やはり旨いものを食べる前にはこういうクリーンな状態で挑みたい。
まずは大間崎のマグロ1本釣りのモニュメントを見たり、ウミネコの群れを見たりして楽しんだ後、すぐ目の前にある「魚喰いの大間んぞく」に入る。
メニューを見てみると大トロ・中トロ・赤身が載った3色マグロ丼と3色マグロ定食が3000円。大トロを抜いた2色丼と2色定食が2800円となかなか結構なお値段する。他の魚を使った定食は700~800円ぐらいで普通に置いてあるのでやはり大間マグロは別格で高いのだろう。でも大トロを抜いても200円しか変わらないんじゃ普通3色丼か3色定食を頼むよね?
ということで3色丼を頼んだ。頼んだ後にご飯が少なかったらマズいなと思い直してご飯大盛りに変えてもらった。
しばらくして3色丼が運ばれてくる。
「オオゥ!」
色目がキレイでとても新鮮そうだ。これ冷凍モノじゃなくて生マグロじゃね?なんか少しドキドキしてきた。箸を持つ手が心なしか震えている。中トロを一口食べる。
「ハウアッ!?」
身はネットリモチモチして濃厚な旨みがギュッと詰まっている。間違いない。生マグロだ。たまらずご飯をかき込む。赤身、大トロも食べてみる。赤身はモチモチ、大トロはトロリンっとしている。
「ウめぇ~」
しみじみと心の中でつぶやく。口の中はマグロの旨みで一杯だ。マグロを食べてご飯をかき込む。ただひたすらにこれを繰り返す。お味噌汁やお新香には一切手を付けず3/4ほど一気に食べてしまった。そしてマグロ丼以外のモノを片付けてから残り1/4をじっくりと味わいながら食べ終えた。これご飯をバクバク食べずにはいられないほど濃厚なマグロなので、ご飯大盛りにしておいてよかった。
よく言われるのが「大間のマグロは有名だけどほとんどは築地に出荷されるので、大間で食べられるマグロは実はたいして旨くない」というのもの。自分も以前、大間の別のお店で食べたマグロが大して美味しくなかったのでそう思っている一人であったし、ほとんどが築地に出荷されるというのも事実だろう。
でも今回、生マグロに出会えたおかげで大間のマグロは(旨い店は)旨いと胸を張って言えるようになった。いやぁ~よかったよかった。大間崎いや下北半島に来た際にはまた必ず寄りたいお店ができました。

↑お店の外観。

↑こういう看板を出しているということは近海ものではなく大間産なのかな?

↑店内の写真。

↑メニュー。マグロ関連はどれも結構いいお値段します。ご飯は+50円で大盛にすることも可能。

↑大間崎は本州最北端の岬で、「大間のマグロ」の一本釣りが有名。

↑皆さんここで写真を撮られます。マグロの一本釣りをモチーフにしたモニュメントですね。
見ていると女性の方はマグロに寄りかかって記念撮影される方が結構多いです。釣るより釣られたい願望の表れでしょうか? 夜はマグ○でないことを祈ります。

↑ウミネコ。奥にズラッと並んだ豆粒みたいなのも全部ウミネコ。海水面に集まるウミネコの群れは、漁師にとって漁場の目印になる。
基本情報:
施設名 |
魚喰いの大間んぞく
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住所 |
青森県下北郡大間町大間大間平17-377
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駐車場 |
有り
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備考 |
ご飯大盛り+50円。
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