成田山新勝寺


メラメラと燃え上がる護摩木と鳴り響く太鼓の音

ジャンル:お寺

Sep 28, 2019
写真
↑本堂。

コメント:

成田山新勝寺(なりたさんしんしょうじ)は千葉県成田市にあるお寺。創建は940年。

こちらでは一日に数回、御護摩(おごま)が行われるのも見所の一つ。時間は5時半の朝イチと9時から15時までの正刻毎(※2019年9月の場合)。

土曜日の朝8時半過ぎに訪問。

本堂入口で靴を脱いで中へ。広間は50m正方形ぐらいありそうな畳敷の広い部屋で、高い天井からは金色の大きな簾がいくつか吊り下がっている。あと部屋にはお香の匂いが充満している。

広間の中央にはお坊さん達がいて、読経を唱えている。

打ち鳴らす太鼓の音が広間全体に反響して、頭の天辺に降り注ぐ。太鼓が鳴る度に頭がゾワワってしちゃう。

御護摩の火がつけられると、火は勢いよく火柱を上げて燃え上がる。火は細く高く1mほども上がって、その先からは火の粉がパチパチ、パチパチっと上に舞い上がっていく。

お坊さんの読経はいつの間にか、一つ一つの言葉が理解できないぐらいの早さになっている。

メラメラと燃え上がる炎はまるでこの部屋にいる全員の不浄なものを焼き尽くしているかのようだ。

途中、何度か火の勢いが弱まるんだけど、その度にお坊さんの薪入れで再び強い火柱となって燃え上がる。この光景が不浄なものには決して屈しない阿修羅のような強さに映った。

最後は、参拝者の方も一緒にお祈りしてくださいと呼び掛けられたので、目を閉じて両の手を合わせて静かにお祈りします。自然と背筋がピンっとしちゃう。

目を閉じて祈ると、お坊さんの読経と体の髄に響く太鼓の音で心身が浄化されていくような気さえする。

お祈りが済んだ後、御護摩の火が消えて終了となる。

とても迫力があって、これぞ神事というものだと思った。

御護摩を見た後は、境内を見て廻りました。三重塔は豪華絢爛な美しさ。境内には弘法大師(こうぼうだいし)のありがたいお言葉が貼られていた。

生活目標の確立している人の行動には迷いがない。by 弘法大師

肝に命じて、日々の生活を過ごしたいと思います。


写真
↑総門。

写真
↑仁王門。

写真
↑提灯の下には龍が彫られている。浅草寺の雷門の提灯も龍が彫られていたけど何か意味があるのかな?。

写真
↑狛犬。

写真
↑本堂と三重塔。

写真
↑大香炉。

写真
↑本堂内では9時~15時の正刻毎に護摩木が執り行われる。

写真
↑重要文化財の三重塔。

写真
↑四方に豪華絢爛な装飾が施されている。

写真
↑輪蔵には一切経2000冊が納められているそう。



参道


成田山新勝寺の参道にはたくさんのお店が軒を並べている。参拝を済ませた後は、うなぎや酒饅頭食べました。うなぎ美味しかった~♪。

写真
↑参道沿いにはお店が沢山並んでいる。

写真
↑鍋屋源五右衛門というお店のフローズン甘酒250円と酒饅頭110円。

写真
↑川豊 本店の上うな重。


基本情報:

施設名 成田山新勝寺
住所 千葉県成田市成田1
駐車場 -
備考


写真←マップで場所を確認する

写真 RG 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア νガンダム 1/144スケール 色分け済みプラモデル


前の記事:次の記事:
写真
拉麺阿修羅
写真
川豊 本店