永井食堂

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永井食堂は群馬県渋川市上白井にあるもつ煮のお店。山中の国道17号線沿いある。

食べログ百名店に選出されたこともある人気店です。

高崎駅から向かう場合、北に31km、車で53分ほどの国道17号線沿いにあります。周囲に何もない山の中です。

お店には平日の14時半頃に訪問。L字のカウンターのみの店内はほぼ満員状態の混みよう。山奥の街道沿いという辺鄙な場所なのにスゴい人気ですね。

こちらでは半ライスがご飯並盛りぐらいという事前情報を得ていたが、お腹減っていたので、普通にもつ煮定食590円を注文。1分ほどで出てきたもつ煮定食はもつ煮、ご飯、味噌汁、タクアンという内容。

ご飯は大きめの茶碗に山盛りで、なにこれギャグですか？っていうぐらい多い。平然を装っていたが、内心はこんなに沢山食べきれるかしら？っとちょっと弱気モード。

もつ煮もそこそこの大きさの椀に入っていて、もつがタップリ。あと少量だがこんにゃくも入っている。

まずもつを食べてみると柔らかくて、辛目のあっさりした味噌ツユに食欲がススむ味付け。

もつを食べて、ご飯を食べてっと繰り返して、ご飯を平らな状態ぐらいまで食べる。美味しいんだけど、ご飯全部食べきれるかな？。

ここで、店員さんが他のお客にご飯の上にかけて食べるのが美味しいのよっと言っていたので、自分も試しに全部かけてみる。

もつをごはんの上に乗せて、ツユ入れて、白ネギ置いて、七味をかける。ツユは大きなご飯茶碗に丁度一杯になるぐらい量が入っていて、ツユダク仕様なもつ煮丼の完成。

ツユダクのご飯をかき込むように食べて、すぐさまモツも口の中に放り込む。ピリッと辛目のジューシーなご飯と柔らかいモツが口の中でハーモニーを奏でだす。

ご飯ともつ煮を別々に食べていたときよりも、少なくとも3倍は旨くなった。ご飯全部食べきれるか心配だったけどペロリと完食。

もつはたっぷり入っているので、逆にこの大盛りのご飯で漢食いするのが一番満足度が高いんではないかと食べ終えた今はそう思う。

中にはレディース盛りの半分で！っという注文をして店員さんを驚かせている女性客もいた。※レディース盛りは半ライス(※並盛りぐらいの量)の更に半分の量らしい。

こちらのもつ煮はピリっと辛目のかなりあっさりした味なので、これだけたっぷりとご飯にかけてもクドサはまったくなく、食べ終えた後も後味すっきり。

こんなに食べて590円。これはお客が絶えないワケだと納得したのでありました。

もつ煮は何気によく食べてるんだけど、今までに美味しかったのは築地きつねやの寒空の下で食べる熱々のもつ煮。こちらはそういうシチュエーションはないけれど、美味しくて記憶に残る味。もつ煮好きは是非一度食べて欲しいな。

P.S.お店は日・祝お休みで、自分も一度あきらめたことがあった。でも持ち帰り用のもつ煮の自動販売機は10:00～18:00までやっているので購入は可能。まあお店で食べるのが一番旨いだろうけど。次回は、お店で食べた後、持ち帰り用も購入したいと思う。

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