熊岡菓子店


ガリガリと石のように固い堅パン

ジャンル:和菓子

Jan 1, 2020
写真
↑小丸パン1枚20円と石パン(100g)200円。

コメント:

熊岡菓子店(くまおかかしてん)は香川県善通寺市善通寺町(ぜんつうじちょう)にある堅パンのお店。

なんでも戦中に「日持ちがして、腹持ちがいいものを」という軍のリクエストにより生まれたものらしい。

お店は弘法大師 空海の御誕生の地とされる善通寺からすぐ近くの場所にある。

お店には休日の14時過ぎに訪問。お店前に来てみると、40人ほどの待ち行列が出来ている。でも購入するだけなので列はサクサクと進み、10分チョイでお店前に到着。

商品は横一列に並んだ木箱に入っていて、堅パン以外にもそら豆、芋けんぴ、ミレー、えびせんなどが置かれている。

角パンと中丸パンは既に売り切れていたので、小丸パン1枚20円と石パン(100g)200円を購入。購入した堅パンは趣のある紙袋に入れて渡される。

小丸パンは表面が所々、白くコーティングされていて、食べてみるとザクザクとした食感。白いコーティングは生姜砂糖で、生地の原料は米ではなく多分これは小麦粉だろうね。

石パンは小石みたいなのがゴロゴロ入っていて、コチラも表面がところどころ白い生姜砂糖でコーティングされている。

見た目的に滋賀県の堅ボーロを彷彿とさせるルックス。確かあちらも軍の依頼で生み出されたお菓子だったな。

食べてみると硬くて歯が通らない。でも10秒ほど口の中に含んでいると、ガリガリガリっと噛み砕けるようになる。

これは堅パンという名前も納得の堅さ。今までに食べた①かたやき(三重県甲賀市)、②堅ボーロ(滋賀県長浜市)、に続く私的堅いせんべいランキング3位に堂々ランクイン!(笑)。ほど良い甘さでこの3つの中では一番好きな味かも。

今日は元旦なこともあり目的のお店が空いてなくて、まだ何も食べてなくてお腹ペコペコ状態。あともう一つ、もう一つと堅パンについつい手が伸びる自分なのでありました。


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↑お店の外観。

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↑商品は木の箱に入っている。

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↑購入したモノはこんなカンジの紙袋に入れて渡されます。


基本情報:

施設名 熊岡菓子店
住所 香川県善通寺市善通寺町3-4-11
駐車場 有り
備考


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