戸隠神社 奥社
清らかな空気に包まれた杉の巨木が立ち並ぶ参道
Oct 10, 2015
↑杉の木の参道。
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戸隠神社(とがくし)は長野市戸隠にある神社。市の中心部からは北西に距離30kmほどの標高1200mの山中にある。
奥社、中社、宝光社(ほうこうしゃ)、九頭龍社(くずりゅうしゃ)、火之御子社(ひのみこしゃ)の五社から成っており、平安時代から修験道が行われる日本有数の霊地である。
奥社の祭神は天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)。天照大神(あまてらすおおみかみ)が隠れた天岩戸を開けた神で、スポーツ上達や技芸上達のご利益がある。
アクセスは中社の前を通り過ぎて、北へ2kmほどの場所。
境内入口から奥社までは約2km。参道の距離でいえば日本一かもしれない。
参道の両脇には杉の大木が立ち並んでおり雰囲気ある。なんでも杉の大木群は樹齢400年を超えているのだそう。
この日は朝の6時頃に参拝したのだが、早朝のピンと張り詰めた空気の中、この参道を歩いていると神域に向かって徐々に近づいていく気がしてきて厳かな気持ちになった。
1kmほど歩いた中間地点辺りで茅葺屋根の赤い隋神門が現れる。
結局、奥社には早足で片道30分ぐらいで到着(※普通に歩けば45分ぐらいかな)。
奥社は意外なほど簡素で小さな社で少し拍子抜けするほど。それでも何度も参拝したくなるのは杉の大木が立ち並ぶ参道の素晴らしさにあるのかもしれない。
↑奥社入口。
↑杉の木の参道。
↑隋神門。1kmほど歩いた中間地点辺りにある。
↑空洞の空いた杉の木。
↑こういう石段を登っていく。
↑九頭龍社。
↑奥社。
↑参道沿いを流れる小川。もののけ姫に出てきそうな風景ですね。
中社
中社の祭神は天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)。天照大神が天岩戸に隠れたとき岩戸神楽(太々神楽)を考案した神で、知恵の神ともされている。
境内周辺には樹齢約900年の三本杉があり天然記念物に指定されている。※鳥居の左に1本、右に1本、石段上に1本ある。
アクセスは麓からの坂道を登りきった突き当りにある。目の前には戸隠そばのうずらやもあり。
↑鳥居。
↑鳥居左にある一番大きな三本杉。
↑中社。
宝光社
宝光社の祭神は天表春命(あめのうわはるのみこと)で、中社の祭神である天八意思兼命の子。学問や技芸、裁縫、安産や婦女子の神とされている。
アクセスは麓から登ってきて左手側にあり、無料の駐車場からは長い石の階段を上って参拝する。
↑こういう長い階段を上っていく。
↑宝光社。
戸隠山の伝説
戸隠神社のある戸隠山には言い伝えがあって、その昔、天照大神が天の岩戸に隠れた際に、天手力雄命がその戸を開けて放り投げた。その岩戸がこの地に落ちて戸隠山となったのだそう。
ちなみに天の岩戸は宮崎県高千穂町の天の岩戸神社にある。宮崎県から長野県まで約1200m!。天手力雄命の怪力ぶりは想像を絶しますね。
基本情報:
施設名 |
戸隠神社 奥社
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住所 |
長野県長野市戸隠
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駐車場 |
有り
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備考 |
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