元祖堅ボーロ本舗


名物の堅ボーロだけでなく他の菓子も旨い

ジャンル:和菓子

May 3, 2019
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↑堅ボーロ(小袋)300円。

コメント:

元祖堅ボーロ本舗は滋賀県長浜市朝日町にある堅ボーロのお店。創業は明治27年(1894年)。

堅ボーロとはこちらのお店の商品で、パン生地を二度焼きし、生姜砂糖でコーティングしたお菓子。硬いのが特徴。

戦時中は旧陸軍御用達だったそうで、堅ボーロは慰問袋に入れて戦地に送られ、保存食として重宝されたそう。ちなみに現在は宮内庁御用達とのこと。

今回のGWは富山・石川・福井と廻ってきて、今日は滋賀県長浜で竹生島の宝厳寺にフェリーで参拝しに行った。その帰りにコチラの堅ボーロをお土産として買いに来た。

店頭には堅ボーロ540円以外にも、5色ボーロ540円というのも置かれていて、こちらは中に落花生が入っているとのこと。

どちらも試食が置かれていて、堅ボーロの欠片を一つ頂いてみると、生姜砂糖の変わったお菓子。

初訪問の今回は手堅く堅ボーロを購入することに。小袋も置いてあったので堅ボーロ(小袋)300円を手に取る。

あとは青瓦せんべい(10枚入り)540円というのがあって、コチラも試食が置かれていたので、買うつもりはなかったけど1つ頂いてみることに。(←オイオイ)。

食べてみたら思った以上に美味しい。少しガレットっぽい感もある。

コチラも買っていくことに。

最後、レジでお会計しようとしたら、五色ボーロ100円という文字が目に飛び込んできた。

100円って・・駄菓子みたいなお値段ですね(^^;)。

お店の方にコレ本当に100円なのか確認して、間違いのないようなので五色ボーロ100円も購入。

計940円也。

お店の中には明治レトロな展示部屋があって、お店の方に尋ねてみたら、どれも明治の頃に使われていたものらしく蔵で眠っていたのを引っ張り出してきたそう。

家でまずは青瓦せんべいから食べてみます。ザクザクっとした食感で、マーガリンの味わいが美味しい。食感と味のバランスが良く完成度高いね。

五色ボーロは色とりどりのチョコボールよりちょい大きいぐらいのもので、表面に薄く砂糖コーティングされている。

中にピーナッツが入っているんだけど、その周りを単純にコーティングしているのではない。

ピーナッツとの間に隙間みたいなものがあって、そのおかげで最初ガリっと、外殻が割れるとザクザクというように軽快な食感となっている。

これは秀逸。旨い。

紹介するのが最後になっちゃったけど堅ボーロは、茶色の塊(※小麦粉の2度焼き)の周りを白いモノ(※生姜砂糖)がガッツリと覆っている。

口の中に入れてみると・・

か、堅くて噛み切れない(*_* ;)。

試食で食べた時は欠片だったので、それほど固くなかったけど、1個丸ごとだとかなり堅いです。

口の中でしばらく転がしていると、徐々に柔らかくなってガリガリ噛んでいけるようになる。そして甘い生姜の味が残る。

中の堅いパン生地は食感を楽しむためだけのもので、基本的な味わいは周りの生姜砂糖。

個人的に気に入ったのは、①青瓦せんべい、②五色ボーロ、③堅ボーロっという順番。

堅ボーロは想像通り昔からの味というカンジだったけど、青瓦せんべいと五色ボーロは思っていた以上に美味しかった。宮内庁御用達は伊達じゃないというトコロだろうか。

こちらに来た際は堅ボーロだけでなく、青瓦せんべいと五色ボーロも試食してみることをおススメします。


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↑お店の外観。

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↑店内はこんなカンジ。

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↑明治の頃に実際に使われていた品々。

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↑ボーロもなか宝の露というインパクトのあるものも。

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↑購入したモノ。

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↑商品の袋も味があります。

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↑青瓦せんべい。

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↑五色ボーロ100円。

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↑堅ボーロ。


基本情報:

施設名 元祖堅ボーロ本舗
住所 滋賀県長浜市朝日町3-16
駐車場 有り
備考


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