いでい焼きそば店


カラッと揚がっててマイウーないもフライ

ジャンル:コロッケ

Sep 12, 2015
写真
↑いもフライ1本90円。

コメント:

いでい焼きそば店は栃木県佐野市にあるいもフライのお店。

戦後食糧難であった為、佐野市のこの辺りではジャガイモがたくさん作られていた。その為、いもフライはじゃがいも料理の1つとしてその頃から日常的に食卓に上がっていたようだ。

またリヤカーでいもフライを売り歩く人もいて、工場の女工さんたちはその場で揚げてくれる熱々のいもフライをオヤツとして食べることを楽しみにしていたという。

お店には閉店間際の19時前に伺った。お店の中にはおばちゃんが2人ほどいて、注文をする軒先でいもフライはまだあるかと聞くと、「あるよ。揚げないといけないから3~4分待ってもらわないといけないけど」との返答。

じゃー1本くださいと言うつもりで、「じゃ~・・」と言いかけたトコロで

「何本必要? 2本? 3本?」

と先に聞かれてしまった。ムム!?そう聞かれると1本でとは言いづらくなってしまうではないか。

「あの~1本とかでも頼めるんですかね?」

ととりあえず聞いてみる。いや1本から頼めることはネットの事前情報で知っていたのだが、おばちゃんはどうやらこんな閉店間際に来た客がまさか1本だけ買いに来たハズがないと思っているようなので1本と頼む前にまずは軽くジャブを入れてみたのだ。

おばちゃんは「1本でもできるよ」と快い返事をくれたので1本だけ注文し待つこと2分ぐらいで出て来た。いもフライはソースが垂れないようにセロハン紙みたいなのに入れて出してくれる。※でもこのセロハン紙薄くてソースがニジんできたのだが・・。もっと厚手の包装紙にした方が良いと思う。

薄い衣がついた大きめのイモはカラッと揚がっており、一口かじるとホクホクして美味しい。上にかかったソースはフルーティな甘辛味でこのイモにはよく合っている。

自分は実は芋が結構好きな方でじゃがバターとか時々食べるのだが、そんな自分が良いなと思ったのは次の2点。1つ目は衣が薄くてカリッとした食感を楽しめること。

そして2つ目はフルーティーな甘辛ソースが想像以上にこのじゃがいもに合うということ。※これは食べてみないとわからないかもしれない。

自分はこのいもフライとかく気に入りました。これは飯として食べるのではなくてオヤツとして1本とか2本ほおばるのが一番適した使い道ではないかと思う。なにより100円以下で歴史ある郷土食を楽しめるなんてとってもうれしいじゃ~ありませんか。


写真
↑お店の外観。

基本情報:

施設名 いでい焼きそば店
住所 栃木県佐野市上台町2096
駐車場 有り
備考


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