土手の伊勢屋
創業130年の老舗で食べるごま油で揚げた天丼
May 14, 2017
↑天丼ロ。
コメント:
土手の伊勢屋(どてのいせや)は東京都台東区にある天丼のお店。創業は明治22年(1889年)と130年近い歴史あるお店。
お店には11時開店5分前に訪問した。店前には20人ほどの待ち行列。
待っている間に店員さんが紙のパンフレットとメニューを持ってやってきて、注文を聞かれた。
その場で即断即決を迫るとは貴方なかなかやりますね?。
天丼の種類はイ1500円、ロ2000円、ハ2500円の3種。
ハは紙のパンフレットに写真が載っていたが、こんなにたくさんの量は食べたくないっということで却下。
イとロの違いは何か店員さんに尋ねたら、ロ以上はアナゴが入るとのこと。
じゃーロで決まりだなっということで、ロ2000円を注文。
味噌汁の種類は、普通の味噌汁、なめこ、吸い物の3種でいずれも200円。吸い物はうなぎの肝が入っているとのこと。
肝吸いも捨てがたかったけど、今回はなめこでお願いした。
待っている間に頂いたパンフレットを見てみると、こちらのアナゴは専用の水槽から、毎日朝〆の新鮮なアナゴを使用とのこと。
どうやらロで正解だったみたい。
さらに松・竹・梅ではなくイ・ロ・ハという名前なのは、それぞれに「良さ」があるので格付けをしたくないという店主の思いからだそう。
待っている間もごま油のいい匂いが鼻をくすぐります。
待っている間、お隣のお蕎麦やさんのご主人が出前でバイクをブロロロ~っと走らせてはまたブロロロ~っと帰ってくるを繰り返し、道路向かいのパチンコ店からはドアが開く度にチーンジャラジャラという音が聞こえてくる。
この繰り返しを何度耳にしただろうか?。いい加減デジャブ感が強くなってきたなと思い始めた頃、待つこと60分ほどで店内着席。
う~ん回転率はかなり悪いですね(^^;)。
座敷でもいいかと聞かれ、大丈夫と答えたので、相席なのかと思ったけど2人用を1人で利用させて貰うことに。※他に1人客がいれば相席になったと思われる。
木造の店内は淡い照明と相まって落ち着く雰囲気。このお店には古き良き時代の空気感が残っていますね。
料理の注文は既に済ませているので、おとなしく座って天丼が運ばれてくるのを待ちます。
まずはお茶と漬け物(タクアン、胡瓜)が運ばれてきます。
何気なしにメニューを見てみると小倉の天ぷらアイス添え400円というのがあったので、どんな味なのか気になり、追加注文できるか確認してみると、できるとのことなので注文することに。
コレは天丼を食べ終わった後に持ってきてもらうようにお願いした。
着席してから更に40分ほど待ってようやく天丼ロが着丼。長い~~(>_<)。
天丼ロの内容は穴子、イカのかき揚げ、海老一本、野菜二種が上に乗っている。
想像していたより豪華な内容。特にアナゴは30cmぐらいの長さで丼からはみ出しています(笑)。
タレはあっさりした薄味で主張は強くなく、主役はカラリと揚げられた食材というカンジ。
天ぷらは一見、衣がたっぷりついているように見えるが、隙間が多いので、ごま油で揚げている割には軽い食感。
タレはご飯の底までまんべんなく均一に、適量染み込んでいて、くどさはなくあっさりとしている。
イカのかきあげは1cm角のモノが6つほど入っており、ブリンブリンの食感。野菜2種はカボチャとししとう。他にはエビも入っていてこれもおいしかった。
なめこ汁はなめこと小さくカットされた豆腐、三つ葉が入っており、ダシがしっかりときいている。
そろそろ食べ終わる頃合いで、小倉の天ぷらアイス添えをお願いする。天丼が出てくるのがとても遅かったので、早めにお願いしたのだが、これはそう待つこともなく出てきた。
これは小さめの小倉の天ぷらが2つ、横にはバニラアイスに抹茶粉をかけたものが添えられている。
小倉天にバニラを乗せて一緒に食べてみる。
熱い天ぷらのサクサクとした食感と小倉の甘み、ひんやりしたバニラの甘みが組み合わさってなかなか面白いデザートだった。
長い時間を刻んできたであろうお店は雰囲気が良く、天丼も満足のいく味であった。ただネックはやはり待ち時間の長さだろうか。
↑お店の外観(側面)。
↑鳩さんがいました。
↑お店の外観(正面)。
↑店内はこんなカンジ。
↑店内はこんなカンジ②。
↑天丼ロ2000円となめこ汁200円。
↑なめこ汁。
↑海老アップ。
↑イカのかきあげはこんなカンジ。
↑小倉の天ぷらアイス添え400円。
↑バニラと一緒に食べると旨い。
基本情報:
施設名 |
土手の伊勢屋
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住所 |
東京都台東区日本堤1-9-2
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駐車場 |
無し
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備考 |
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