峠の茶屋 力餅


無人の峠駅で3時間放置プレイの巻~

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Apr 21, 2021
写真
↑峠の茶屋 力餅。

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峠の茶屋 力餅は山形線峠駅にある茶屋。

・電車で向かう場合
米沢駅から峠駅までは電車で17分、福島駅からは電車で28分ほど。峠駅から茶屋までは徒歩2分ほどです。

・車で向かう場合
滑川温泉 福島屋の4km手前、姥湯温泉 桝形屋の8km手前にあります。

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(ここからお店とは関係ない話 ※長文)

自分は今回、米沢市方面から車で向かったんだけど、結論から書くとメチャ大変だった!。

(お昼を食べた)水窪ダムから国道13号に抜けようとしたら冬季通行止めでゲートが閉まっている!。

今日は4/21だけど、もう冬季じゃないだろ!。ゲート開けろや。(゚Д゚)ゴルァ!!。

他に山道みたいなルートを駄目もとで向かってみるも、やはり冬季通行止め。山の中にご大層にゲートがあって、こちらも閉まっていた。

クスン(;_・)。誰かジモティーが通ってゲートを開けてくれないかな。キョロキョロ(・д・ = ・д・)。

・・そんな奇跡が起こるハズもないので、来た道を戻ることにします。アイター(>_<)/。

これは米沢市まで戻って、改めて国道13号で向かうか、それとも行くのをやめるか・・。

っと考えながら来た道を戻りながら車を走らせていると、道路と平行して線路があることに気がついた。

グーグルマップで確認してみると、この先に(峠駅から米沢駅方面に2つ目の)関根駅がある。

電車で良いんじゃね?。駅前に車停めて電車で行けば良いんじゃね?。

無人の駅舎で時刻を確認するともうスグ電車がやって来る時間。ラッキ~♪。※時刻表が随分とスカスカなのが少し気になったが、読み方が分からないのでスルーすることにした(爆)。

電車に乗って峠駅に到着!。ホームには事前情報通りに力餅の売り子さんがいる。

目の前の乗客が走って買いに向かったので、自分も走って後に続く。前の乗客と同じように「力餅1つ!」っと注文すると、「申し訳御座いません。売り切れました」っとのこと。アイター(>_<)/。

まあ、いい。茶屋で買うことにしよう。峠駅は無人駅なんだけど、廃駅っぽい独特の雰囲気がありますね。

茶屋の入口で「力餅1つ!」っと注文すると、生餅は売り切れており、発送用の冷凍餅ならあるとのこと。アイター(>_<)/。

でも、次の電車が来る時にまでなら用意できるとのこと。じゃ~それでお願いします。次の電車は何時ですか?。

この時お店の方が口にした恐ろしい言葉は今でも忘れない。((( ;゚Д゚)))ブルブル。

16時33分です。

ハイ!?( ゚ェ゚)?。えっと今が13時半だから3時間後ですと!!。ハイ~~~?。

あ、そうですか?。じゃ~お願いします。

っと何事もないかのようにお店を後にしたのだが、頭の中ではハイ~~~?。イ~イ~胃が痛い。イ~イ~異常事態宣言。ン~ン~あっ詰んだ!。っと訳のわからんシリトリをやってしまいました(^_^;)。

車で来ていても3時間潰すのは大変。ましてや周りに何もないこの場所でこの身一つで3時間潰すのは相当に困難。上着持ってこなかったけど、風強くて少し寒いし・・。

とりあえずお店と駅の間をジョギングしてみたが、すぐに飽きて断念(爆)。

滑川温泉 福島屋まで4km、歩いて1時間なので温泉で暇を潰そうと向かうも、関根駅に張ってあった熊出没マップの事を思い出し、怖くなってやっぱり引き返す(爆)。

※マップには熊頻出ポイントの赤丸が沢山あったんです(^_^;)。

結局、ホームの待合室にずっといました。でも席がホコリっぽかったので、ずっと立っていたけどね。なんか腰が痛くなりました。

あとこんな山奥だけど、携帯の電波がMAX立っていたのが唯一の救いでした。

あ、そうそうこんな何もない場所でも実は楽しみがありましてね。それは1時間に上下で2本通る新幹線の写真を撮ること。

若い男がウロウロしていて、電車も当分来ないのに何してるんだろう?っと思っていたら(向こうも同じこと思っていたと思いますが笑)、ここ新幹線が通るんですね。それもローカル線と同じ線路を共用で使用している!。

時間に合わせて切り替えているんだろうけど、新幹線で路線の切り替えってやるんだ!って少しビックリした。

それで鉄ヲタの男性を見習って自分も写真撮りましたよ。通り過ぎるのは一瞬なのでタイミング難しい~。シャッターチャンスは4回あったけど、結局、満足する写真は撮れなかったな。最後、もう少しだけ引き付けられたらな~。

人間ね、3時間も待っていると饅頭はもはやどうでも良くなってきたよ。車も駅前に停めているので、流石にここまで長時間放置すると心配だしね。

とりあえず饅頭買って車まで戻ったら、今日は温泉にでも入ってゆっくりと疲れを取りますわ。

(お店とは関係ない話おわり)
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駅で(予約しておいた)峠の力餅1000円を購入。

大きさは横幅20cm、奥行12cmぐらい。パッケージには峠の[合格]力餅と書かれている。合格祈願用としても食べられるのかな?。

持ってみると箱越しでもヒンヤリと冷たい。

中には白いお饅頭が8個入っていて、食べてみると絹のように滑らかな生地に、程よい甘さのあんこが入っている。

峠の力餅という名前からもっとゴツい餅を想像していたけど、以外にも女性的な印象の餅でした。

8個も入っていたけど、なんか疲れていたんでペロっと7個ほど食べちゃいました。夜飯はもういいかな?。

最後の1つは、(箱をまた紐で閉じて開ける前の状態にしておいて)5時間後に食べたんだけど、意外にも柔らかいままでした。


かなり長くなってしまったけど、今回の失敗で学んだことを元に、今後、買いに行かれる方へアドバイスをいくつか記載します。

①峠の力餅は必ず予約するべし!。
万が一売り切れていた場合は買えない、もしくは長時間待つことになる為、事前に予約を入れてから行きましょう。

②電車の場合は折り返しは無理。
峠の力餅を購入して、出発駅に戻るのは本数の少なさから無理です。米沢駅→福島駅。もしくは福島駅→米沢駅へ向かう際の通過ポイントとして考える必要があります。

③電車の場合は最後尾に座る。
力餅の売り子さんは列車の最後尾付近にいます。電車の停車時間は30秒しかない為、すぐに買えるように最後尾近くにスタンバりましょう。1000円札を用意しておくのも忘れずに。

④車で向かう場合はなるべく近くまで国道13号で移動するようにする。
直線的に向かうのが早いと思って山道を走ると冬季通行止めとか思わぬ事態が発生します。米沢 - 福島間を結ぶ国道13号で移動して、お店の北辺りから南下するのが一番ベストだと思われます。

⑤私ならどうするか?。
私が次、再訪するとしたらですが、滑川温泉や姥湯温泉が近いので、車で向かって温泉入った後に立ち寄りたいですね♪。


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↑関根駅から電車で向かうことにしました。

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↑クマ出没マップだって。怖~。・・ていうか出没マーク多過ぎないか?。

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↑電車が来ました。

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↑峠駅到着~。峠の力餅の売り子さんは列車最後尾の辺りにいました。自分の1つ前で売り切れ!。

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↑峠駅。

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↑木の板が張り巡らされた道を通って茶屋へ向かいます。

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↑駅から茶屋までは徒歩2分ほど。

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↑茶屋。どうしてこんな場所でお店をやろうと思ったんですかね~?。

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↑思いがけず3時間もの空き時間が出来てしまったので、峠駅の写真でも撮ることにします(^^;)。

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↑無人の峠駅はなんだか独特な雰囲気がありますよ~。

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↑一応休憩室もあります。

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↑休憩室には席が置かれていたけど、ホコリを被っていました。

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↑現在、黄色で囲った電車を待っている状態です。

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↑新幹線も1時間に上下1本ずつ通過します。

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↑速度が早過ぎてベストショットは撮れませんでした。

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↑米沢駅行き16時33分発の電車がようやく来ました。

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↑峠の力餅の売り子さん。私は電車が来る少し前に既に購入済みです。

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↑ようやく出発地点の関根駅に戻ってきました。もう夕暮れ時ですね(^^;)。

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↑パッケージには峠の[合格]力餅と書かれています。

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↑光の加減でいろんな色の餅に見えますけど、全部白い餅です(^^;)。

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↑断面はこんなカンジ。

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↑疲れていたので、一気に7個も食べてしまいました(^^;)。


基本情報:

施設名 峠の茶屋 力餅
住所 山形県米沢市大沢848
駐車場 有り
備考


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